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「本を通じて世の中の動きを見る」ということで、2006年から2010年までの出版物の評論です。環境問題、格差の問題、脳トレ、おひとり様問題、ケータイ小説、お掃除本、ミシュラン、検定本などです。出版界もあの手この手でブームを作り出そうというのがよくわかります。いったんブームになったら、二番煎じ三番煎じ五六番煎じまで出るのが出版界です。だからはやった著者にまた本を書かせるとこのようになります。
「ヒットメイカーの常として、時間を追うごとにその内容は薄く、よりゆるくなってゆきように感じられる」ということになります。普通に人間のアイディアなど知れたものだとわかります。またこのようなアイディアに日本人の常として何人もの追随者が出てきて、柳の下の泥鰌を狙おうとするのです。
環境問題での武田邦彦の言。
「メディアの影響力が大きくなると事実より正義を前面に出し、彼らが正義と思えば、たとえ事実と違っていても構わないのだという風潮が蔓延してきている」
これは環境問題以外にも言えることです。植草一秀の国策逮捕です。痴漢をしたということ三回も逮捕されています。現政権に対する批判で目をつけられたのでしょう。和歌山のカレー事件も今回の紀州のドンファン事件も容疑者を犯人扱いにしています。このような報道をされれば誰だってその者が犯人に思えるでしょう。メディアは神ではないのですから、断定的な報道をしないでほしいものです。