忍者ブログ

読書

王福振 編 漆嶋稔 訳 菜根譚2

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

コメント

ただいまコメントを受けつけておりません。

王福振 編 漆嶋稔 訳 菜根譚2


         経営のトップがよくこの菜根譚の文句を引用しています。功あり、名を遂げた人がこの本にはまっている人が多い。松下幸之助も菜根譚について書いている。野球監督の野村克也も本を出している。菜根譚には指導者のあり方を指南しているからであろう。指導者でなくても、この本を読めば、大人の生き方ができるような気がしてくる。やはり男は生きる口実がないと生きられないのかもしれない。菜根譚では淡々と生きていくのが最高の生き方だといっているようですが、人は淡々と生きられないから、菜根譚を読んで、自分のあさましさを反省するのであろう。私もつくづくこれを読んで、70歳になろうとしてもまだ商売して小銭を儲けようとする欲かき男だと思ってしまう。

「人の志は清く欲のない生活を心がけてこそ磨かれるが、人の節操は物欲を享受しているうちに失われていく」

で、前日、私は貧乏なトルコ人の絵描きに550円ほど恵んでやった。カネを貸してくれといたから、私は親切なソマリア人を思い出し、貸すよりは喜捨したのだ。

ことわざにもある。「情けは人のためならず」

遠くトルコから日本に来て、貧乏しているということほど、つらいものはあるまい。本当はこのような善行を吹聴していては、善行の意味はなくなってしまう。人知れず善行を積むのが大人(たいじん)としての風格である。550円で、さもたいそらしげに言うこともあるまいとおもうが、小人のゆえについつい漏らしてしまうのだ。このトルコ人は私の店に来るたびに、みかんやバナナを食ってもいいかと尋ねる。もちろん私は鷹揚に許す。貧窮したトルコ人は、いつ何時(なんどき)自分がそうなるかもしれないのだ。

「年老いて病弱になるのは、若い頃の不摂生が原因である。仕事が勢いを失って起こる災いは、盛時の思いあがった行いが原因である。そのために最も充実した時にこそ、君子たるものは自分に謙虚であり、慎み深くあらねばならない」

PR

コメント

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

カテゴリー

P R