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田家康 異常気象で読み解く現代史

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田家康 異常気象で読み解く現代史


  アメリカ映画「怒りのブドウ」の中で枯れた雑草など丸まって球になった物が風に吹かれて転がっていくシーンがあります。これがダストボウルという砂嵐の現象を指します。恐慌時代、大地も干上がり小麦ができなくなって農業をやめていく人が多くいました。その解決策に地下水をくみ上げ農業用水として利用しています。今のところまだもっているようですが、地下水がなくなると再び映画「怒りのブドウ」のシーンに戻っていくでしょう。大地堅牢なニューヨークのマッハッタンの地すら毎年数センチの地盤沈下が起きています。地下水の汲み取りがいかに激しいかを示しています。

第二章では毛沢東のことが書かれています。やはり独裁者は視野が狭くなるということがわかります。三人寄れば文殊の知恵と言われるように、政策の決定は多くの人が議論した方がまともなことができやすい。毛沢東は製鉄のこともわからないのに、鉄の生産に口をはさみ、農業も知らないのに、無茶苦茶な植え付けを指導したりしています。それで2000万人もの人が飢餓で死んだということになりました。

第三章核の冬

第四章は平成米騒動

今の日本は力が弱っているのですから、このような事態が再び起こったら、タイ米はおいしくないから食えないという贅沢は許されないでしょう。カネがないものですから輸入できなくなるかもしれません。毛沢東の飢餓状態と同じようなことになります。

第五章 地球温暖化の登場

今年の夏な暑さで温暖化は間違いないと思われます。来年この暑さの中生き延びられるかどうか心配です。

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