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リンカーンによる奴隷解放はうそで、いまだにアメリカでは奴隷制度が残っていることになります。刑務所にいる黒人、スパニッシュ系の人々、有色系の人々は安い労働力として企業に使われています。世界には900万人が刑務所にいるそうですが、そのうち200万人がアメリカにどじこめられています。おまけに刑務所も民間に任せられ、ますます利潤追求に走っています。そのためにアメリカの警察は奴隷狩りをしないといけないのです。だからアメリカの警察は白人以外の人種に職務質問をしかけます。どんな些細なことでも問答無用で逮捕し、刑務所に送り込むのです。アメリカンの警察は奴隷運搬船であり、刑務所は綿花を栽培するプランテイションとなります。おまけに女子刑務所では、昔プランテイションの御主人が女奴隷をことごとくレイプしたように、刑務所署員が女子囚人をレイプしていると著者は言っています。どこの国にも表と裏がありますが、他国を「性奴隷」だと非難する前に、自国の所業を省みる必要がありそうです。
私の店にもこの前カリフォルニア来た若い三人が仕事をやめて世界一周するのだと言っていました。高いホテルなど泊まったりしないで、安いユースなどを利用したり、隣の韓国では三人の中の一人に友達がいてそこに泊まる予定だということです。日本のYou Tuberでドイツ人の女性と結婚し、一人三百万円の金額で世界旅行をしている動画アップしています。100年前は国の代表か大金持ちでないと世界旅行はできませんでしたが、いまや、一年みっちりと稼いで貯めると、誰だって世界旅行ができます。100年前はある面命がけの旅行だったかもしれませんが、現在ではコンビにでも行くような感覚です。スマホでグーグル地図や現地の写真を見ながら確認するのであまり迷うことはないでしょう。
1871年岩倉使節団は世界一周の旅に出ました。そのなかの久米邦武が書いた「米欧回覧実記」があります。アメリカでは当時勇猛果敢なインディアンを見る観光ツアーがありました。岩倉使節団もそれを見たのですが、久米はインディアンは「日本人の流裔ならん」といい、「欲熱の強き彼等(白人)に圧迫され、暫時亡滅と見るのが妥当であろう」と「リアリスト」的に見ています。岡田英弘はこの久米邦武のあり方こそ現在のグローバリズムのさなかにあって日本人がとりうる最高の態度だといっています。
『「外人の長所」を知ったとしても、自己の立脚点(つまり日本)を忘れ「外人崇拝」になってしまっては、自己(日本の独立を守る)という出発点を見失い、「士気の喪失」しがちになるという。久米は決してここで日本中心主義の主張をしているのではない。外国の「長所」を認めながらも、プライドを失わず自己の立脚点を守らないといけないと説いているのである』
1996年の出版ですが、2010年にはこうなると予測しています。
韓国と北朝鮮は再統合していると書いています。予測は外れています。日本での「アメリカ軍の軍事的プレゼンスも大幅に低下」しているといっています。中国とベトナムは南シナ海の領有権で衝突します。ベトナムにアメリカの企業があるので、空母機動艦隊を南シナ海に派遣します。そこで戦争が勃発します。日本の調停は失敗に終わり、日本は中立を宣言し、日本にある米軍基地の使用を禁止するが、米軍は無視して中国に対して空爆を開始します。ところが中国のミサイル攻撃によって空母艦隊は打撃を受け、形勢不利になります。アメリカ国内ではヒスパニック系の住民たちが厭戦ムードになり、戦争の継続が難しくなります。東アジアの混乱に乗じてインドがパキスタンを攻撃しますが、イスラム教徒のイランなどの支援を受けて、パキスタンはゲリラを展開し、この地が泥沼化します。中国の暫定的な勝利によって、中東ではイスラムの国々が活気付きイスラエルを攻撃し始めます。アメリカは各国に協力を要請しますが、中東の反西欧主義の波をとめることができません。日本もこの流れを見て、中立から中国に擦り寄るようになります。日本にある米軍は撤退し、中国は日本に参戦することを要求します。それで日本は散発的に太平洋で艦隊による戦闘を行うようになります。ロシアははじめ中国と不可侵条約を結びますが、中国がアメリカをアジアから押しのけると、ロシアはシベリアの軍事的な強化をします。以前からシベリアに進入していた中国人と中国軍が連携して、ロシアをこの地から追い払います。やがて、アメリカ、ヨーロッパ、ロシア、インドの連合対、中国、日本、イスラム連合の真の世界大戦に突入します。核戦争にでもなればこれらの国々はボロボロになり、唯一無傷なのは南米かラテン系の人々で、サンバやボサノバやランバダを踊っている国民ということになります。
この予想は今のところ当たってはいませんが、アングロサクソン系の人が考えそうなことだとわかります。日露戦争で白人系が黄色系にやられたということがいまだにショックとして彼らの心に残っているのでしょう。そうして日本人はずるいものだと確信していて、信用していないから、このようなストーリーを思い描くのでしょう。本当は人種の衝突とタイトルを変えたほうがいいかもしれません。
最近インタビューされた若い男はこう答えていたそうです。「あなたの幸せは?」という質問に、「シュークリームを買って一人で家で食べることです」
なんと日本の男性は爆収縮したことでしょうか!私たちの若い頃だったら、新車を買って、女の子を乗せ、モーテルに行きたいですと答えたでしょう。
つくづく時代環境の違いだと思われます。われわれ団塊の世代、少年期から青春期にかけて高度成長が始まり、年々物価も上がりましたが、所得も増えていきました。いろいろなものを買い、隣人たちと見栄を競い合いました。ところが今の若者はデフレ化での生活を強いられていますし、収入は減るは、仕事も不安定な時代に育ってきたのですから、シュークリーム一つでも幸せに思えるのでしょう。バブルがはじけて何十年の日本は低迷を続け、韓国にすら馬鹿にされるようになりました。かつて日本もバブル前、アメリカさん何するものぞといった驕りがありました。それでアメリカからこっぴどく叩かれてこのような停滞の時期に入ったのです。生意気になった韓国を今日本が叩こうとしていますが、果たして成功するかどうかはわかりません。中国経済は20年前から倒れるといっていましたが、いまだに倒れる気配もなく、軍事力も日本の何倍もなり、尖閣も韓国も中国支配下になってきそうです。こうなると日本の防衛ラインは対馬海峡ということになり、鎌倉時代に逆戻りということになります。あの時は神風が吹いて助かりましたが、北朝鮮の核もあり、少々の台風ではミサイルの軌道をはずせないでしょう。もはや神風頼りにはならない状況になっています。
本当の保守とはパリ革命のような急激な変化を好ましく思わないし、「自由、平等、博愛」といったものも信じません。人間の理性などもともと信じませんし、日本の本当の保守なら、長い日本の歴史の中に身をおいて、その流れの中で自分や民族のことを考えることができる人です。
モンテーニュも宗教戦争真っ只中で市長、裁判官など勤めましたが、やはり急激な変化を好まず、彼の教養は古典のギリシャ、ローマのものばかりで、ラテン語も自由に書きしゃべることもできたそうです。盗賊に捕まっても、彼の気品ある態度は盗賊の頭を跪かせます。そうかといって謹厳な男ではなく、女性たちとも打ち解けた話をし、ユーモアがあって女性たちを楽しませています。日本のエセ保守はつい最近まで女性の尻を触り、訴えられてびっくりし、陰でぶつぶつ言う連中なのでしょう。本当の保守は「中庸」の取れる人ですが、この「中庸」も小林秀雄の言葉を借りて、ただ真ん中にあるということではなく、孔子の時代は食うか食われるかの厳しい状況下にあり、その中でいかに自分を律するかを絶えず模索する過程であるといっています。