[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
中国の奇妙な資本主義をコンピューターにたとえていっています。コンピューターの土台であるOS(オペレーション・システム)が他の資本主義国家とはえらく違っているということです。身内主義で、知り合いや友達の中では、信義が保たれますが、社会一般の社会規範が希薄で、そこでは騙すことがあたりまえで、騙されるのはアホだといわれているということです。中国で電子決済が進んだのは、偽札が多いからだそうで、中国人は自国のお札など信じていないからです。だからこのようなOSにどのようなアプリケーションソフトをのせても、バクばかり出で使い物にならないのです。自動車ローンの事業も成り立ちません。中国人は知り合いでもないところから借りたら、借金を払わなくてもいいと思っているようです。この本によりますと、2005年、自動車ローンの残高は2兆7000億円で、そのうち1兆4200億円が回収不能におちっているようです。
私は安いから中国製のレノボという会社のパソコンを使っていますが、話によりますと、アメリカの企業や政府関連の機関に納められたパソコンに秘密のチップが組み込まれ、そこで得た情報を北京の共産党のサイバー組織の中に送信するようになっているようです。それによってアメリカ企業の特許を盗み取ろうとし、アメリカの政府の意向を知ろうとしているようです。どの国もそのようなことはやっているようですが、中国はパソコンの製造地でありますから、出荷するパソコンにいろいろな装置を組み込むことは簡単でしょう。私のパソコンもそのうち中国から破壊命令が出て、使えなくなるかもしれません。最近レノボのほうからサポートセンターとつながりませんという画面が出てくるので、それはそろそろ買い換えたらどうかという催促をしているのでしょう。いうことをきかないと、そのうちプチンとして切るぞといっているようです。
切手収集は趣味の王道といい、また「小さな外交官」であるとも言っています。小学校時代クラスに一人くらいは切手を集めている人がいました。最近では記念切手がシートで販売されて、郵便局のいい儲けになっているようです。使用されていない切手より、判子の押された切手のほうが価値があると、ききました。世界で一枚しかない使用された切手は億単位の値段がするそうです。何物も当時ではありふれたものでも、100年以上立てば価値が出てくるようです。多分切手蒐集家も自分の妻や子供にその収集品を捨てられなければ、孫やその次の世代で、いい値段になっているでしょう。今終活で、断捨離がはやっています。私もそうしないといけないのですが、なかなか整理ができません。トラック一杯分のゴミを出すと何十万円もとられるそうで、そうしないためにはゴミの日に少しずつ捨てるしかないようです。
ハイチが独立したいといったら、宗主国のフランスはハイチにあるフランス人の財産の総額を支払えといい、ハイチは1922年まで分割して支払い続けていました。日本もフランスにならい、朝鮮半島や満州国に残した日本人の財産を現在の価格になおして請求してみたらと、思います。韓国は独島(竹島)の風景を描いた切手を出しています。日本も負けずに竹島の記載されている古文書などを切手にして、韓国の出す郵便物は全てこの切手を貼るようにしたらいいのではないかと思われます。もちろん北方四島に居座っているロシアに対しても、戦前に結んでいた日ソ不可侵条約の文言を記載した切手を作り、いかにあなたがたは信義にもとる国かというメッセージを発しないといけないようです。この本のタイトル通り、どこの国にも事情があり、これらを調べていくと秋の夜長ははなはだ短いように思われます。
「生涯」といっても、リンカーンが劇場で暗殺され、ホワイトハウスを出るまでのことです。夫人が死ぬまでことは書かれていません。当時ではリンカーン夫人の評判はよくありません。ガミガミ女であったということが言いふらされています。しかしアーヴィング・ストーンは、娘時代からリンカーンと交際時、結婚当初までは、良家の子女として、愛情深く優しい女性として書かれています。同時に背が高いだけで、田舎者臭いリンカーンの中に輝くものを見つけ、それを引き出し、磨いていくのが自分の使命だと考えることのできる慧眼の持ち主である女として書かれています。しかしアーヴィング・ストーンといえども、リンカーン夫人のヒステリーの逸話を書かざるを得ません。南北戦争の最中の出来事で、北軍の閲兵式で、リンカーン夫人の馬車が2時間も遅れ、夫人が到着した時、閲兵式は行なわれていて、リンカーン大統領の隣に将官の妻が並んで閲兵していたのを見て、怒り心頭して、その将官の妻が泣いて誤っても許さなかったということです。リンカーンも兵士たちを2時間も立ちっぱなしにしてはかわいそうだと思い、将官の妻に頼み込んだと説明しても、夫人の怒りは収まらなく、そのまま帰っていったそうです。
リンカーン夫人は4人の子供をもうけましたが、一人は幼少期に、もう一人は10歳頃ともに男の子を病気で亡くしています。また長男は、藪睨みで、子供たちにいじめられ、後に手術して治りました。末っ子は口蓋裂傷で発音が不鮮明な障害をもっていました。三男だけが何ら障害もなく、勉強もできて賢い子供であったのに、可愛い盛りに死んでしまいました。思うようにはならないものです。しかし長男はハーバード大学で法律を学び、南北戦争ではグラント将軍の側近になっています。
アメリカのある州では進化論を教えるのを禁止していたということがつい最近まであったということは驚きです。しかしこの本を読むと、すべてがすべて聖書の書いていることが真実であると思ってはおらず、カウンターカルチャーが行き過ぎ、フリーセックスが広がり、ロックの馬鹿騒ぎに嫌気が差した人が、宗教を介してそれらを是正しようとしたのであるということがわかります。この本の出版は2008年ですから、クリントンからブッシュにかけての時代を背景にして書かれています。中絶問題などで、医師などが殺されたりしていました。クリントンの時代は大きな政府を目指し、医療、福祉など大盤振る舞いをし、福祉の女王なるものもでき、とりわけ黒人の女性が何人もの私生児を産み、かえってそれが生活保護の受給にあずかり、安楽な生活ができ、ぶくぶく太っているという非難が白人の方から巻き起こっています。この非難もある面、勤勉なプロテスタントの宗教観からきているのかもしれません。オバマからトランプに移行したのも、公民権運動の成果から、黒人のほうが優遇されて、税金をたくさん払っている白人の方が返って逆差別を受けているという思いが白人層にあり、それが宗教組織票と絡まって、トランプに票が流れていったと考えられます。共和党は日本では保守だと思われていますが、この共和党は小さな政府を目指し、経済活動に規制をかけない、社会福祉は勤労意欲を失わせるのでやらない、税金は安ければ安いほどいい、政府など信用できないという党です。どうも日本の保守というイメージから遠いものです。リベラルと言われるエスタブリッシュ主導の民主党も、かつて1930年代ニューディール政策時代は南部の低所得者層が支持者で、反対に当時のエスタブリッシュたちは共和党支持者たちでした。紛らわしい変遷があるということで、その当時の問題によって、コロコロと政党色が変わっていくのでしょう。その骨幹に、もはや宗教心はないが、形骸として残っている組織が暗然と影響を与えているというのがアメリカ政界の裏にあるのでしょう。
「アニマルスピリット」とは、合理的な考えでないもの、例えばギャンブル中毒者のようなものです。負けるとわかっていても、自分にはまだ幸運が残っていると思う人です。今までの経済学では、合理的な人が合理的に経済活動をするという前提で組み立てられていました。これでは実態の経済とは合いません。世界には偉い人もいるが、アホも多いということで、これらのアホが経済に雑音をもたらします。現在の経済学はこれらのアホの雑音を変数として組み込めないと、経済の実態は把握できないと主張しているのでしょう。
アホか偉いのかわかりませんが、日産のゴーン会長が証券法違反で捕まっています。ゴーン氏の報酬は年収10億円、5年間で50億円とありましたが、実際は倍の100億円ももらっていたという話です。たとえ10億円でも日本の社長ではありえぬ給料です。ゴーン氏の前例ができて、日本の社長も、恐る恐る報酬を上げているようですが、これを機に以前のレベルに落としてもらいたいものです。日産の季節労働者では年収200万円もないでしょう。かつて日本のいいところは、金持でも貧乏臭かったということで、派手派手生活するのは成金だけで、人が羨むような豪邸やヨットや自家用ジェット機を持ったりしません。でも今は、悪しき欧米人を真似て、これ見よがしに派手な生活をおくっている人もいます。こういう人には「バチ」があたって欲しいものです。
またアカロフは、これらのアホの認識方法「物語」の重要性についても述べています。象徴的な高等数学にはついていけないが、石器時代からの認識方法「物語」では何とか物事を理解できると人にとって、資本主義も経済の循環も物語としてとらえ、こうすることによって次のようなことが起こるといっています。
「こうしたアニマルスピリットの世界では、政府が踏み込む機会を与えてくれる。政府の役割はアニマルスピリットを創造的に活用して、もっと大きな善にほうしさせることだ。政府はゲームのルールを設定しないといけない」