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「物言う株主」ということで一世を風靡した村上世彰はインサイダー取引で刑をくらい、今居をシンガポールに移しています。村上世彰の父は台湾人であり、この父から投資を手ほどきされ、小学生のときに100万円を渡され、株をはじめ、大学卒業当時にはそれが2000万円ほどになっていたそうです。
どうもこの本を読んでみますと、日本の上場会社の社長は共産国の幹部か、公務員のキャリアーかと思えるほどです。徐々に出世し、自分が社長になったときは、「恙無く」過ごすことを第一使命にして、危険や冒険を避けることに腐心しているようです。内部留保がいくら溜まろうと、一切手につけず、株主に還元しようとか、新しく何かを立ち上げることもしないで、ただただ自分の保身を願って、前例のないことは何もしないということに徹しているようです。これでは企業の成長はおぼつかないでしょう。ジリ貧になるのが関の山です。経済とはカネがまわることにあるのに、まるで先のない老人のようにカネを溜め込むばかりで循環がなくなると、国そのものが老人化し、やがて行き倒れになるのです。税制を変えて、内部留保は100%課税すれば、血にめぐりもよくなり、再び日本は若々しくなるかもしれません。村上世彰はそういったことを企業に提案していたそうですが、企業側は自分たちの「既得権」が脅かされたと感じ、「怒りや不快感」で反応し、敵対感を表し、「上場企業としての」自覚がないまま推移していったそうです。社内の仲良しグループで選出されたサラリーマン社長では、これからの世、世界の荒波を切り抜けていくにははなはだ難しいと思われます。
正月そうそうこのような本を手に取るということは、トルストイも言っているように、幸福はどれもこれも似ているが不幸は多種多彩だということで、善人よりは悪人のほうが変化に富んで読み応えがあろうかというわけです。日本は犯罪率が少ないといっても、人口1億としてその1%、100万人くらい犯罪を職業にしている連中がいるのではないかと思われます。現在暴力団の数は2万人を割れていますが、かつては20万人くらいいたようで、今ではカウントされないだけで、いまでもそれらを含め、それらに関わる人間を含めると100万人くらいはいそうな感じです。
この前中国の「三国志」というドラマを観ましたが、劉邦、関羽、張飛はもとは街のチンピラだったのです。手下を集め徐々に大きくなり、孔明を得て、蜀の皇帝、将軍に納まったのです。街の悪たれも世界史を動かす人物になれる可能性があるということです。オレオレ詐欺で年寄りからカネを巻き上げるというセコイことをしないで、自分は日本で有名な寿司職人と偽って、金正恩の台所に入り、河豚の毒入肝を食わせば、即刻銃殺されますが、日本では伊藤博文を暗殺した安重根以上の銅像が建てられましょう。北朝鮮には手ごわい特殊部隊が存在するそうで、これに対抗するためにはやはり100万人の中から選んで特殊部隊を作る必要があるようです。
私の知らない言葉に「サオ師」というものがありました。サオ=ペニスで女性を慰め、精神的な潤いも与えて、それによって女性から生活の資を得る男だと言うことです。ヒモのことですが、このような言葉があるということを知って、また一つえらくなりました。
このタイトルからベンツを買って丸ビルという一等地に事務所や店を構えて、見栄を張らないと、銀行もカネを貸してくれないし、成功もおぼつかないと言うのかというのかと思いましたが、そうでもないようで、どうしてこのようなタイトルをつけたのかよくわかりません。奇抜なタイトルで気を引こうとする戦略なのでしょう。
社長の仕事とはカネを集めることだそうです。私も事業主であり社長ですから、少ないながらも、そうしていますからそうなのでしょう。それに私のように現金商売をしているものには倒産はありえようがないといっています。倒産とは手形を出している会社がその手形を落とせない時に発生するもので、手形も小切手もない私のような現金商売では倒産の仕様がないということになります。病気や死で廃業するか、借金が増えて夜逃げするかでおらなくなるかだけです。たとえ銀行からカネを借りて払えなくなっても、手形など出していないので、銀行の残がなくなっていて、落とせなかったらすぐに倒産とはならないのです。返せと言われますが、即刻倒産させるわけにはいかないようです。たとえ土地や建物に抵当権をつけていても、競売するまで一年ちょっとはかかります。そこまで関係が悪化する前に、自ら銀行に乗り込んで「リスケ」(リ・スケジュール)をお願いするようにすれば何とか命運は保たれそうです。毎月の返済額を減額してもらうことです。銀行も損金に回すよりは、毎月少しでもカネが返ってくるのを好みます。幸いにして私には借金がなく、そういった心配はありませんが、入ってくるものも少なく、出て行くものもすくない、辛うじて息をしているだけですから、ただただ朝鮮半島での有事が起こらないことを願っているだけです。
高校時代先生を殴って中退し、中卒になっています。大阪から広島に来て、大工をやっています。すでに本を二冊も出版し、それなりにファンを持っているのでしょう。日本人は金利や経済に疎く、多重債務者が多いのは学校でお金のことを教えていないからと言っています。カードなので買い物し、カネを借りたりすると金利がつき、それが積み重なると、払えなくなるほど借金が増えていくということになります。昔サラ金がやったことを今名の知れた銀行がやっています。それに今度またこれらの銀行はいろいろな手数料を引き上げようとしています。自分のカネを引き出すだけで、カネがかかり、100万円定期預金しても金利は、2,3百円くらいなもので、自分のカネを2,3回機械で引き出すだけで、金利は吹っ飛びます。銀行や証券会社が勧める投資信託など手数料を取られるだけで、やっても儲からないと言っています。いまはやりの仮想通貨で大金持ちになっている人が多いといっても、これもねずみ講みたいなものではないかと思われます。それかオランダでのチューリップ・バブルと同じことかもしれません。いずれにしても近い将来、破産するものが多く出てくるでしょう。
この本を締めに、なかなか味わい深い言葉を述べています。
「金持ちになって美味い物を食うのも結構なことに違いないが、それだけがすべてではない。美味いものを食うのが幸せなのではなくて、何を食っても美味いと思えるのが幸せなのだ」
この本が発行されたのは1999年で、鄧小平の「黒白猫論争」の1960年代から、徐々に開放路線が進み、商売で成功した金持ちたちが増えてきています。「鉄飯碗」といわれた大「公司」の社員や、公務員や、共産党幹部たちの「食いはぐれのない」連中も、「泥飯碗」のようにすぐ壊れるものの身分になりかねない状況で、商売に手を出したり、賄賂や不正をやりだすものも出てきます。この中国の高度成長の初期には「紅眼病」というものがはやります。「紅眼病」とは急に金持ちになった人を、役人やら周りの人がいじめることです。「ねたみ」ですが、まだこの頃は赤衛兵の影響が残っていて、自分たちよりいい生活をしている人を見ると、吊りし上げようとする気運があったのでしょう。しかし開放路線が進むと、身の回りに冷蔵庫、テレビ、クーラーと増えて行き、「紅眼病」で他人の足を引っ張ることより、自分たちも豊かな生活を得ようとしてカネを稼ぐことを始めます。
現在では世界で第二位の生産国であり、金持の数も日本を抜いています。日本の人口の14倍もあるのですから、金持も多いし、また貧乏人も多い。臓器移植も盛んで、死刑囚をさっさと殺し、臓器を取っています。最近では脳の移植もしたそうで、中国の金持たちは、死刑囚の若い肉体に自分の脳を移植することを考えているのでしょう。日本では思いつかないことや、すべきでないと思われていることを、中国では迅速にやってしまいます。失敗も多いが、技術革新が進んでいるという証拠です。やがて中国から日本の老いた金持たちにパンフレットが送られてくるでしょう。中国の若々しい死刑囚の肉体にあなたの脳を据え変えませんか、と。