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オリンピックで柔道やスキージャンプで欧米が勝てなくなるとすぐさまルールを変えてきます。同じようなことを経済でも行っています。80年代、日本の製品がアメリカを圧倒すると日本バッシングが起こりました。ブッシュ(父親)、クリントン大統領時代、日本はソ連以上の仮想敵国になったのです。「自由経済の名のもとに、日本に対して「市場開放と規制緩和」を要求し、これはアメリカの「国益だけを追求した」ものです。現在これを中国に対して行っています。要するに欧米の民主主義・資本主義は欧米の白人種だけが世界のリーダーで、その他のものはそのリーダーに従う植民地の原住民ということになるようです。とうとう日本も奴隷にはならなかったが、アメリカの番犬として生存が許されているようです。日高の言うところ、これからの気が狂ったアメリカとの付き合いは、日本人の特技の「同調」精神を発揮し、気が狂ったふりをして、アメリカの民主主義・資本主義のいいこととりをして、日本が害を受けないように身を処すべきだということになります。
今日もニュースで24歳の若者が死刑になりたいと言って電車内で人を刺した事件を報じている。これもみな貧困のせいだと思う。低賃金の仕事について、将来が見えないからであろう。吉川ばんびも言っていますが、100万円で生きている人はマイノリティではない。たとえ正社員であっても、たやすく100万円のクラスに転落する。同調の無言の圧力から正社員も長時間仕事をしているが、その実、生産性は韓国にも劣るようになっている。仕事をしているふりをしているだけでしょう。日本で同調性がないということは即下流に生きるということになります。好きなように生きるということは、皇族の真子様でもバッシングを受けます。だから何もない、同調性のない人は日本ではまともに生きていけない状況になっています。だから同調性のないが、才能のある人は真鍋博士のようにアメリカに移住します。真子様もアメリカに行くそうですが、小室圭さんがアメリカの弁護士試験に落ちたということで、年収が500万円くらいしかなさそうです。これではアメリカでは日本の年収100万円より少しマシという程度でしょう。たとえ皇族から離れたとしても、面子は保たなければなりません。こうなっては日本の美点でもある同調性を発揮して、アメリカ在住の日本人のカンパ、また日本におけるカンパも必要でしょう。野球選手大谷翔平の過熱する報道を見る限り、日本人は他国で大活躍する日本人が大好きです。真子様がアメリカで有名な俳優や歌手と会ったり、高官とも会談したり、ヘンリー王子や、その妻メーガン・マークルと会っているニュースを聞きたいものであります。
資本主義とはある一部の者にカネが集まる仕組みをいうのでしょう。よく言われるようにアメリカの富豪の8人くらいで全世界の富の半分くらいはあるというのですから、富の集中が進んでいます。資本主義を作ったのはホワイト・アングラサクソン・プロテスタントで、彼らにとって都合のいいルールを作っているのですから、自然と金持ちはそれらの人がなるようです。他の民族で金持ちになっているのは、その枠組みによりかかかって、そのおこぼれをもらっているようなものです。彼らのルールによると、金持ちになるのも貧乏人になるのも自己責任、それ故貧乏人にカネをめぐんでやるのは馬鹿らしいということになります。自分でちゃんと稼げとなりますが、このグローバル資本主義では、人件費を抑え、まともな賃金を払わない仕組みが出来上がっています。一部のホワイト・アングラサクソン・プロテスタントとその仲間だけが豊かな収入を得て、そのほかのものは貧窮にいたるというのが現在の資本主義です。
森永卓郎はこのグローバル資本主義に対して「地産地消」の経済を提唱しています。これら大金持ちの会社を利用しないで、地元の野菜や商店や職人さんを利用することです。それと同時にベーシックインカムを導入して、失業に心配や老後の心配をなくせば、真子様のバッシングなど、イライラが高じて他人にトゲトゲしくなることもなくなでしょう。その財源としてはドンドンお札を刷って、日銀に国債として買い取らせれば問題ないと言っています。
レーニンは他の4人と違って唯一の貴族出身です。それゆえ教養も高かったのですが、カルダーの言うところ、「安楽椅子急進派」ということで、革命と叫びながら手を汚したことがなく、言っていることは他に対する罵詈雑言だけだということです。
スターリンは靴屋の父とパートタイマーの母の間に生まれました。母がスターリンを神学校にやらなかったら、2000万人とも言われる粛清はなかったでしょう。本を読むことを覚えたばっかりに、プラウダの編集長になり、最高権力者に登り詰めました。途端にレーニンの業績を自分の業績に置き換えます。レーニンの肖像画は少なくなりスターリンの肖像画はあちらこちらに氾濫します。まるで今の中国のようです。習近平が毛沢東を覆いかぶさるように。
ムッソリーニは鍛冶屋の父と教師の母との間に生まれました。彼も教師になりますが、生徒の母親と問題を犯しがちで、即刻首を切られます。スイスに行って、政治的な投書をしだすとそれが認められて、雑誌に連載が載るようになります。その間フランス語ドイツ語映画をマスターし、哲学も学び、小説、詩、論文を書いたりしています。カルダーによると、他の4人と比べ教条的なものはなく、文学的な才能が少しはあるのではないかと言っています。
ヒットラー、20世紀最大の独裁者、幼少のころは酒飲みの父親に始終叩かれていたそうです。父親が死に、ウイーンにでて貧乏画家になります。この頃ユダヤ人画商に助けてもらっていたにもかかわらず、「わが闘争」では大のユダヤ嫌いになっています。
「彼の生原稿は、語彙と構文の問題だらけである。句読点も大文字の使い方も問題だらけでしかも一貫性がない。35歳にもなっていて、ヒットラーは基本的なスペリングさえもマスターしていなかった」
美術学校の受験を何度も失敗しているのですから、ヒットラーの教養もその程度のものだったのでしょう。
毛沢東、裕福な農民のせがれ。私も「毛沢東語録」を買っています。赤いビニールカバーのポケット版です。ロシア語も英語も読めない毛沢東は翻訳によってマルクスをかじったのでしょう。ロシアの本場から共産主義を学んだ若手がぞくぞく中国に戻ると毛沢東個人崇拝に批判を加えます。これに対して毛沢東は青少年を動員してこれら知識人に攻撃を加えます。紅衛兵の出現です。三角帽をかぶらされ街中を連れまわされている知識人のニュースが流されていました。毛沢東はこの前、鉄を作る運動で4000万人の餓死者を出しています。この紅衛兵運動でも死者数ははっきりしませんが、被害者は1億人と言っても過言はないでしょう。
表紙の写真からして懐かしい。ほとんどの子供が坊主頭で、金持ちの息子だけが髪の毛をはやしていました。家にはバリカンがあり、それがよく切れないもので、髪を引きちぎるようなもので、痛いのなんの。髪を切るぞと言われたら逃げ回っていました。
ラムネは今もありますが、昔ほどうまいとは思われません。多分昔はラムネ以外あまり飲み物の種類はなく、それでラムネがうまいと感じられたのでしょう。「渡辺のジュースの素」も当時うまいと思いましたが、もし今もあって飲んでみたら、単なるサッカリン水で飲めたものではないように思われます。
下駄もはかなくなりました。昔は舗装されていなく、雨が降ると道がぬかるんでいます。そういう時は靴より下駄の方が便利です。マッチもほとんど使っていません。ガス台は自動点火、石油ストーブも自動点火、百円ライターで、マッチは見当たらなくなりました。
今は食べなくなりましたが、子供のころ遠足にはキャラメルの箱がつきものでした。チョコレートなどはまだ高く、キャラメルが適当な値段ですから買ってくれたのでしょう。子供時代には永遠の未来がありましたが、70歳を過ぎると、そのようなものはありません。反対に永遠の過去があるだけです。