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ジェラルド。ホーン 人種戦争

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ジェラルド。ホーン 人種戦争


         我々終戦後に生まれたものは、アメリカの巧妙な歴史教育によって原罪を植え付けられ、贖罪の気持ちに誘導されたのではないかと思われます。我々父・祖父たちはアジア各地で2000万人近くを殺し、世界の鬼畜だったので、アメリカは原発二発で日本の息をとめたのだと。本当のところは日本人全体を抹殺したがったが、心優しいキリスト教徒であるので、原発二発のお灸で留めたのである。ありがたく思え、と。我々終戦っ子もアメリカの寛大さに感謝し、アメリカのポップ、ドラマ、映画にうつつを抜かし、あっという間に死ぬ間際まで来ています。今プーチンがウクライナで戦争を仕掛け、第三次世界大戦になるのではないかと心配されています。で、本当のところ正義とは何かということが問題になります。我々の父・祖父は果たして不正義だったのであろうか?でも、この本を読むと、アジア各国、戦争していた中国すら、日本軍がアジア各国からイギリス・フランス・オランダなどの植民地者を監獄に収容し、排除したことを大いに喜んでいます。日露戦争で白人を負かしたことで、世界の有色人種は気持ちが変わったように、実際今まで強権を発揮し、アジア人を人間とも思わないような白人種が小さい日本兵に小突かれ、檻の中に入れられるのを見ると、喜びの気持ちが、もはや二度と白人種の思い通りにさせないという確信に変わります。日本が負けても、アジア、インド、中東、アフリカまでも、欧米諸国の都合のいい植民地政策は継続できなくなりました。日本は第一次世界大戦が終わった年に人種差別撤廃法案を国際連盟に出しています。植民地を収奪し、奴隷を酷使する先進国は無視します。当時の世界では白人種を「白魔」と呼ばれ、はっきりと言って日本人を「鬼畜」と呼ぶ資格などなかったのです。

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