１２月になると思い出されるのは世田谷一家殺人事件です。２０００年のことです。もう２０年以上もたつのです。一橋文哉によりますと、この犯人は韓国人のヒットマンと推量しています。頼んだのは、借金だらけの宗教団体の幹部か、地上げ屋か、暴力団関係者ではないかと言っています。餃子の王将の社長も、住友銀行の支店長の射殺も中国人のヒットマンの仕業だといっています。この世界でもグローバル化が進み、日本人以外のものにアウトソーシングし、手がかりをつかみさせないようにしているようです。犯人は日本にはいないので捜査のしようがありません。未解決事件が増えるはずです。犯人が日本人であれば、広島でも岡山でもあったように、何十年後でもその人間が再び犯罪をしてDNA検査や指紋を取られたりすると捕まえることができます。でも外国に逃亡したのは調べようがありません。グリコ森永事件も一橋文哉によりますと犯人はわかっているようですが、逮捕できないということは今一つ証拠がないということかもしれません。３億円の犯人だけは怪盗と呼ばれ喝采され、唯一堅苦しい日本人を喜ばしてくれた犯罪者かもしれません。被害金額は保険で支払われ、保険会社は国内損保の２０社と、それらの損保が海外損保２０社に分散して損失はなかったということです。唯一銀行が支払った保険料１６１８７円が損失と言えば損失です。