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小笠原和彦 霊園はワンダーランド

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小笠原和彦 霊園はワンダーランド


小笠原和彦 は中央大学を卒で市役所に入りますが、3年間仕事らしきものが何もなかったということで、辞めます。ドンドン落ちて(?)肉体労働の仕事などにつきます。それが2000年前のバブル崩壊後の不況でなかなか職にありつけなく、やっとで警備員の会社に就職できました。歳は53歳です。不況の時の53歳ではいい給料の仕事などありはしません。日当7500円です。彼が公務員でその仕事を続けていたら、もし彼が生きているとしたら75歳ですが、今頃は年金で余裕のある生活をしているでしょう。彼には本を書くという目的があったので、後悔はしていないでしょうが、単に低給料で地にはいつくばって生きてきたというなら、毎日ボケっとしていても給料をくれる公務員の仕事を辞めねばよかった思うことでしょう。彼が霊園の警備員をしているとき、死にかけた浮浪者を病院に送り込みました。後々のことを役所の頼んでいたのですが、生活保護の申請やそのほか、諸々のことの説明はしていなく、この浮浪者に有利になることは一切何もしていませんでした。役所というところはこちらから積極的に行動しないと何もしないところだとわかります。小笠原和彦が公務員になって3年間何も仕事がなかったというのは、彼に公務員という仕事は無作為であるということを知らしめるということであったように思われます。これを体得しておけば、小笠原和彦も定年までのんびりと生活し、退職金をもらい、認知症になっているかもしれませんが、ほぼ幸せだったということになるでしょう。もちろん中には一生懸命働く公務員もいます。無作為といっても、予算がないものだから、貧窮者が来てもらってもそれに対処できないのかもしれません。
私も役所に支援金はどうなっているのかとドンドン電話かけないといけないようです。12月の初めから2月の末まで収入がないのですから、大げさにいえば餓死しそうです。それ以上に毎日寝転がっていますから、足腰が弱くなって、めまいがしそうです。
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