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文芸春秋 日本史の常識

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文芸春秋 日本史の常識


    今コロナで閉じ込められた生活を強いられていますが、日本史を通観してみますと、閉じこもった時代と、それに飽き飽きして外に流打った時代に分かれているようです。平安時代と徳川時代は閉じこもり時代で、古代の白村江の戦い、豊臣秀吉の朝鮮出兵、外圧からの明治維新、それに第二次世界大戦が外に出た時代です。現在、中年の引きこもりが61万人もいるそうです。若い人を含めたらもっと人数は上がるでしょう。どうもこれは日本人特有な症状を表しているのではないかと思われます。自宅でゲームし、出るのはコンビニで食料を買う時だけ、そのような生活を続けながら、ある日突然、包丁を持ち、ガソリンを購入して無差別殺人を犯したりしています。あとで言うことには、みんなを巻き込んで死にたかったと。現在の日本は引きこもりの時代に入っているのかもしれません。海外留学も少ないし、もはや欧米から学ぶのがないかのような状況です。引きこもりで、平安時代は和歌など文芸が発達し、徳川では儒教の勉強で秩序が保たれていました。で、現在では前例がキーワードになっています。前やったことを繰り返すことが今の日本社会なのですから、波風立たない平穏な社会かもしれませんが、徐々に活気が失われつつあります。前例や世襲の閉塞感から、包丁をもちガソリンをふりまけて、これらの閉塞感を打ち破ろうとする人が増えていきつつあるのかもしれません。ウクライナの情勢で第三次世界大戦が起こるかもしれないときに、我々自身の豹変にも気をつけねばならぬことです。あくまでも冷静にことを進めないと、同じ失敗を繰り返すことになります。

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