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林順治 ヒットラーはなぜユダヤ人を憎悪したのか

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林順治 ヒットラーはなぜユダヤ人を憎悪したのか


   

ヒットラーがウィーンで貧乏画学生だった頃、ユダヤ人画商に絵を売ってもらったりして別にとりわけユダヤ人嫌いではなかったと記している伝記もある。林順治によると、第一次世界大戦が終わりドイツに多大な賠償金が科せられ、ドイツ国内政治が沸騰してきたときに、ヒットラーが集会でドイツがこのようなざまになったのはユダヤ人の所為だと演説したところ、受けが良かったので、たびたびこの主旨の演説をし、磨きをかけ、とうとう国の指導者になったということです。シオンの議定書をもっともらしく吹聴していたのでしょう。ユダヤ人は、例えばロスチャイルド家のように息子たちを各国に派遣し、そこで金融資本を握り、カネの流れをコントロールし、ロスチャイルド家だけが儲かるような政策を打建て、各国が疲弊するように戦争を仕組んでいるという謀略説です。中世からユダヤ人に許された商売は金貸しだったのですから、おのずと金利の複雑な計算もでき、おまけに各地で迫害され流浪の民であったので、すばやくその土地の言語を習得する能力も身に着け、金持ちになるユダヤ人が多かったのでしょう。何年かかっても英語が習得できない日本人とユダヤ人の違いは危機意識です。ユーロッパやロシアではいつ何時追い出されたり虐殺されたりするのですから絶えず相手に気を配っていなければなりません。すなわち相手の言語を精査し何を画策しているか推量する必要があります。とはいってもこの第二次世界大戦では600万人ものユダヤ人がホロコーストされたのですから、暴力のあるところ理性がないということがよくわかります。

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