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水谷千秋 継体天皇と朝鮮半島の謎

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水谷千秋 継体天皇と朝鮮半島の謎


5世紀地域から6世紀にかけて、いままでと毛色の違った天皇が出てきました。天皇家の断絶ともいわれています。それが継体天皇です。それまでは雄略天皇がいて、この人が権力闘争に明け暮れ、身内を大方殺していました。おまけに年を取ってみたら自分の子供もいなかったのです。ある面豪族たちからは見放された状態になっていたのでしょう。子供の多いい天皇では葛城家からの身分の高い子供なら次期天皇になる可性がるので地元に置きますが、身分の高くない女性との子供は地方の豪族に分配し、支配を取り付けます。だから天皇の子孫と言っても、地方で牛飼いのようなことをしていた人もいます。継体天皇もそのような人の一人であり、まさか天皇になるとは思ってもみなかったでしょう。ただし継体天皇には若狭湾が近くにあり、これが九州につながり朝鮮につながっていて、ある面グローバルな目を持つ人間だったのでしょう。探し出されてやっと50過ぎで天皇になっています。といっても直接奈良や京都に近づいたのではなく、それらの中心豪族に気兼ねしながら、何年もかけて近づいて行ったのです。百済との駆け引きには、仏教博士を受け取った見返りに朝鮮での任那などを与えたことによって外交下手だと評価されていますが、博士たちのおかげで日本も少しは文化的になったのですから、一方的によくなかったとは言えないようです
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