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「真犯人よりは無実の被疑者の方が自白しやすい」と供述心理学者の浜田寿美男が言っています。頑迷な取り調べで、警察や検察に何を言ったってわかってもらえないだろうと思い、その場から逃れるために自白し、裁判になると賢明な裁判官にはわかってもらえるだろうと考え、安易に自白するそうです。ところが、裁判官も自白主義だから、やってもいない犯罪の罪人になってしまいます。それをひっくり返すのに何十年もかかり、ひっくり返せないで死刑になったりします。昔の捜査のやり方はひどいものでしたから、このようなケースが多かったでしょう。私の知っている地方局のアナウンサーの人ですが、銀行で取り忘れた封筒の中身の現金をとったという濡れ衣を着せられ、無罪獲得のために何年も裁判に関わったという人がいます。この人ははじめからそのようなことはしていないと言っていたのですが警察は窃盗罪を強引に適用します。これを覆すために何年も時間がかかるのです。最もいいのは警察と関わらないことが一番ですが、いつ何時このような災難が起こるかもしれません。やっていないことはこのアナウンサーのようにきっぱりとやっていないというべきです。裁判官が理解してくれるだろうという考えは甘い考えです。