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70も過ぎると、家から出るのも億劫になります。ましてや旅行など、行きたい気持ちはありが、いろいろなゴタゴタと煩わしさが想定されて、家でのんびりと寝ている方がマシだということになります。ですからこのような観光案内の本を眺め、その地に行っているような気分を味わっています。
済州島を表す言葉に「三多三無」があります。三多とは風と岩と女性が多いということ。三無とは門と物乞いと空き巣がいないということです。現在でもそうであれば、済州島は天国ということになりますが、ホテルが建ち、ゴルフ場が建設され、結婚カップルの旅行地となれば、多額のカネが流通し、それを狙う悪い奴らがいないということはないでしょう。資本主義は金持と乞食と悪人を産むという制度ですから、済州島のホテルのカジノには韓国ヤクザがたむろしているのではないかと思われます。
中村浩はだまし絵の博物館について、余りにも展示数がありすぎて、くどいと苦言を呈しています。それも人それぞれで、いいのではないかという人もいるでしょう。中国ではホワイトハウスとか、ピラミッドなど世界的な遺産の、原寸大の展示物がありますが、済州島も国の差からミニチュアの世界遺産の建物を模造したものがあります。大阪城も写真に写っていて、豪華そうに見えます。済州島には新婚カップルがよく来るというので性の手ほどきをしたものを展示した博物館もあります。当たり前のことですが、未成年は入場できません。
犬の進化には二つの大きな段階があるそうです。最初は15000から30000年にかけてオオカミから人間のいるところにたむろする犬になったことです。第二段階は人間によって品種改良された犬が出来上がったことです。特に欧州犬はその傾向が強く、遺伝子解析でも一番オオカミから離れています。欧州犬のほうが日本犬より、おとなしく、紳士淑女であり、人間の言いつけをよくきく犬です。犬は人間によく似るといいますから、ヨーロッパ人のほうが文明人であり、日本犬はやたら吼える犬が多いので、日本人もすぐにかっとなるたちで、まともな議論できる民族ではないかもしれません。民俗学者の柳田国男によりますと、明治時代の田舎では、家付きの犬でもなく、そうかといって純粋な野犬でもなく、村人が餌をやっている犬が5,6匹くらいいたそうです。これらの犬は村人には吼えませんが、見知らぬ人が村に入ってくると吼えたちます。明治のころまで、日本の犬は第一段階に留まっていたのでしょう。つまり西洋犬より日本犬のほうがオオカミに近いままだということです。残念ながら犬と人間には相関関係があるのですから、まだまだ日本人には進化の余地があるということになります。煽り運転の法律ができてもいまだに激昂して捕まる煽り運転者が多いということは、日本人にはオオカミ部分が残っていて、ついついカッとなる傾向があるのでしょう。
サラ・ウィンチェスター夫人、セオドア・ルーズベルト、ヘミングウェイ、ジョン・ウェインの四人を銃と関連付けて述べています。サラ・ウィンチェスター夫人は銃器メーカーの未亡人、セオドア・ルーズベルトはアメリカの大統領、ヘミングウェイ、ジョン・ウェインは知らない人はいないでしょう。作家と映画俳優。
サラ・ウィンチェスター夫人は夫が若くして死んだので、莫大な遺産を受け取り、なおかつ株券もあり、生活に困ることはありません。ただ占い師の、一生建物を建てていないと、銃で殺したインディアンの呪いを受けるという予言を信じて、死ぬまで家の増築をしていた人です。スペインの建築士ガウディ張りの奇妙な家を建てており、今はそれが観光スポットになっています。
セオドア・ルーズベルト、大統領選挙中狙撃されましたが、演説草稿の紙の束とめがねケースで弾はブロックされて軽症ですみました。弾は砕け散って幾分かはセオドア・ルーズベルトの体に入ったようですが、それを取り出すことがないまま60歳まで生きています。死後の解剖の結果、その破片を取り出されました。この大統領は狩猟が好きで、アフリカまで行って象やライオンなど150頭ほどの狩りをしています。今ではきっとスウェーデンの女の子グレタ・トゥンベリさんに非難されるでしょう。
ヘミングウェイは愛用の猟銃で自殺しています。日本の文学者のように肺結核で弱弱しい作家ではありません。三島由紀夫も腹を切って介錯されて死にましたが、もともとは線の細い弱弱しい人です。それがボディービルをやりだして筋肉むきむきの男に変身したのですが、防衛庁の出窓の壇で演説の様子を見ると、センシティブな人だと思われます。
ジョン・ウェインは映画ではインディアンをやっつける正義の人でしたが、よくよく考えると、インディアンの土地をかすみ取った強盗団の一味にすぎないことがわかります。
日本以上に韓国も生きがたい国のようです。ヘル(地獄)韓国と自称しているように、大方のものが夢も希望もない生活をしているようです。大学を出ても半数以上が就職できなく、非正規で働いています。唯一まともに生活できるのは公務員とサムソンなどの財閥系の企業の正規雇用の人たちです。でも大企業に勤める人たちも、能力がないと45歳くらいで肩たたきにあいます。退職金で唐揚げ屋などやって失敗し、貧困層に落ちるそうです。
韓国ドラマでは貧乏人の美しい主人公が財閥の御曹司に見初められ、ドラマが進展しますが、それはドラマでしかありません。実際の御曹司は貧乏人の美しい娘でも、顎の骨まで削る美容整形をしているのを知っていますから、相手にしません。やはりつりあいの取れる金持の家の娘と結婚します。
コンピューターなどの性能を示す「スペック」という言葉を韓国では人間まで応用しています。一流大学、海外留学、英語能力、・・・、スペックが低いと、一生うだつがあがらない制度になっています。学力が駄目なら芸能界で一旗挙げようという人もでてきます。それがオーディション番組の隆盛をもたらします。たとえオーディションに受かったとしても一流の芸能人になるにはまだ先が長いのです。成功する人はわずかしかいません。このような社会だから自殺率も先進国で一番です。日本も似たようなものですが、日本人には諦念性があって、上のものが好き勝手しようが、それに対して余り文句は言わないようです。反対に韓国では、有力者の子弟がズルをして一流大学や企業に入ったり、兵役をまぬがれたりすると、大反発が起こり、数十万人のデモになったりします。日本ではテレビ局、NHK、マスコミ、電通など政治家などの子弟が縁故入社しても、その本人が問題を起こさなければ、とやかく言う人はいません。「上級国民」とからかったりしますが、それを正そうとはしないようです。
つくづく私は飯屋の一人おやじであることでよかったなと思います。警察官のような集団では階級が厳然としてあり、その階段を上り詰めるには、上には気を使わないといけません。ここでは正義よりは慣例が重要視されます。慣例を強化するために人事権があります。大橋秀雄 千葉長人の二人は正義を主張し、干されたり、やめさせたりしています。どうもこの組織内では、上のものにこびへつらうことが、無難な生き方になっています。体制に組しない者へのいびり出しはすさまじいものがあります。千葉長人の場合、彼の兄とその家族が放火犯にされます。あきらさまに冤罪の作成です。それにマスコミも荷担しています。両者が組めば、どんな人も殺人犯にされてしまう危険性があります。
最近もと歌手が酔っ払ってバイクを運転し、車にちょこんと接触した事件がありましたが、拘留して、その拘留が差し止められると、そのもと歌手の家にがさ入れして、焼酎のビンなど証拠品として押収したりしています。ここまでする必要があるのかはなはだ疑問です。どうも警察は将棋と同じで、強い者には弱いが、弱いものには強いということになっているらしい。警察内部でも犯罪が多くあるらしく、上層部の税金のつまみ食いや、金銭のルーズさがあると大橋秀雄も言っています。「清流に魚棲まず」ということわざがありますが、どのような集団もすこし濁った方が居心地がいいのかもしれません。だれもかも清廉潔白な居士とはいいきれないのですから。