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蒲谷茂氏は健康雑誌「壮快」もと編集局員。雑誌作りの要諦は「新・珍・奇」であることだそうです。最終的に「壮快」は健康食品の宣伝雑誌になったようですが、一時期は飛ぶ鳥を落とすような勢いもありました。というのは団塊世代が、オジサン・オバサンになり始め、健康に留意しはじめたからです。「健康雑誌は、お年寄りの『少年ジャンプ』だね」ということです。高度成長時代を突っ切ってきた団塊世代が一息ついて、これから先を思うとき、この体で乗り切れるだろうかと考え始めたのです。
イエスが病気を治したのは「プラセボ効果」だという人がいます。暗示による効果は思っているよりもっと大きなものです。イエスを信じない人には何も起こりませんが、イエスに帰依する人には奇跡が起こるのです。民間療法もこれで治ると信じれば治るかもしれません。
蒲谷茂氏自身の健康法は、ウォーキング、歯磨き、首の暖め、頭温足熱で毎日を過ごしています。歯周病菌がアルツハイマーの原因だと最近言われるようになりました。また心臓にもよからぬ作用を与えるようです。首には免疫気管があるので冷やさないようにということですが、夏の暑いときくらいは冷やしてもいいのではないかと思います。
「もとより、異文化交流の基本は違いは違いと認めることであり、自己の文化を尺度にして優劣を付けないことである。放漫な態度は禁物だ。」
そんなに目くじらをたてないでも、彼女らが韓国で経験したことに驚いていることの文章を、読み手もすなおにびっくりすればいいのだと思われます。左派系の学者の常として今までの歴史の経緯からして韓国に対してすまないという気持ちがあるのでしょう。余り刺激しないようにと学者の優しさも感じられます。しかしながらこの手の優しさも韓国にかかっては何ら意味を持ちません。韓国のG7入りの日本の拒否で、韓国の文在寅はこう言っています。
「隣国に害を及ぼすのに慣れている日本の、誤りを認めたり反省しない一貫した態度について、今さら驚くこともない。日本の破廉恥さの水準は全世界で最上位レベルだ。」
今までの経緯からリスペクトされることは思ってもいませんが、国家間の礼儀として「破廉恥」とはいささか行き過ぎだと思われて仕方ありません。しかしこれも「違いは違いとして認める」ということならば、文在寅の言動もありかなと思われますが、これから先日本も負けないで罵詈雑言の語彙を増やしていくことが必要です。
「大活字本シリーズ」ということで、普通の文庫本の活字より2倍も大きい活字になっています。年寄り向きの本でしょう。ありがたいような、ありがたくないような、寝て読む本では重すぎます。
森鴎外は文学の上では頂点に登り詰めましたが、陸軍という公務員の世界では頂点まで届きませんでした。軍では二股をかける鴎外に快く思っている人はいないようです。鴎外自身は文学者に似合わず、出世を願い、それができなかったものですから、遺書では「余は石見人森林太郎として死せんと欲す」とあります。著者にはこれが男爵になれなかった森鴎外のいやみであると言っています。公務員の世界では今も出世が生きがいのようであります。仕事の中味よりはいかに高い位置に上るかがエリート官僚の目標です。歴史上燦然と輝くような官僚などいません。森鴎外も文学の上で生き残っているのであって、エリート官僚であるかどうかはどうでもいいのです。いずれにしても官僚であってもその他の職業人であっても、生前どのような仕事をしたのかでその中味をとわれるのであって、高い位置かどうかは余り没後には問われないような気もします。
軍艦「清輝」は明治9年にできています。フランス人の指導を受けましたが、日本人が建造した木造軍艦です。蒸気機関でスクリューを回し、石炭を節約するために帆船でもありました。「長さ60メートル、幅9メートル、排水量89トン、速力9・6ノット(時速約18キロメートル)」だそうです。明治維新からたった9年で軍艦を作ったのですからたいしたものです。
明治11年1月、横浜を出航し、日本人だけでイギリスまで行きました。方々で大歓迎されています。ただし政情不安なスペインだけは、余り友好的な態度ではなかった。内でごたごたしている時に歓迎レセプションなど開くことなどできません。この航海で今の金で5億円も使っています。艦上パーティなど開いて、その国のお偉方にシャンペンなど振舞っています。
帰りで、イタリアのジェノバで街のチンピラと水兵がけんかになり、水兵がナイフで刺されました。大した傷ではなかったようですが、悪いのはチンピラで、ほうきを投げつけたのがきっかけでけんかになりました。
国交がなかったにもかかわらず、イギリスの仲介でトルコ皇帝に会うことができました。日本の進歩に驚いていたようです。ペナン(現マレーシア)で水兵の吉崎萬吉が行方不明になっています。多分海に落ちたのでしょう。明治12年4月に横浜に戻ります。一年と四ヶ月、長い旅がやっと終わりました。
その後軍艦「清輝」は明治15年朝鮮での京城事変に出兵し、明治21年三保崎沖で座礁沈没しました。
バラバラ事件でのこぎりを使っていますから、人間を解体するということは大変骨の折れる仕事だとわかります。魚の鯛ですら、しごうするにも力が要り、頭の部分など包丁でバンバン叩いて、やっと骨を断ち切ることができます。バラバラ事件の犯人はさぞかし息が上がってしまうほどの労働をしているのだろうと思います。福田史夫先生もイノシシや鹿など大型動物から、ウサギ、こうもりといったものまで首を切り落としています。研究のためですから、問題はありませんが、これが単に切り落とすのが趣味だといったら、精神的に問題がある人だと言われるでしょう。まずカッターナイフで首周りを切り、頭頂から刃をいれて、皮をはぐそうです。それからなるべく筋肉を削げ取り、湯を沸かし、それに漬け込んで、肉が白くなるまで煮ます。そのままさまして、腐るのを待ちます。完全に腐ったら水洗いをして頭骨から腐肉を落とします。それを家でやっているそうで、近所からの文句は出ないかと心配です。魚の腐ったものでも大変な臭いがしますから、脂ぎった哺乳類の腐った臭気は耐え難いでしょう。飼い犬も庭に埋めて、当分の間そのままにし、それから取り出し、全身の骨を取り出しています。
サルがあくびするのは上位者だけで、あくびすることで犬歯を見せつけ下位の者を威嚇しているのだということです。人間では手やハンカチであくびする口を隠そうとしますが、それは「自分の武器を見せびらかしてケンカを売っている」わけではありませんというメッセージを送っているのだそうです。
サイの角は皮膚が硬くなったもので、牛の角のように骨ではありません。
象の牙は犬歯が巨大化したものではなく、前歯が巨大化したものだそうです。
世の中、知らないことが多すぎる。