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ハリウッドで忍者映画をはやらしたのは、ショー・コスギです。スター・ウォーズのなかで蛍光管のような光る刀で戦っていますが、日本の殺陣の影響でしょう。でもまったくさまになっていません。東洋人の私が言ったところで、アメリカのハリウッドはなんら痛痒を感じないでしょう。何しろハリウッドは白人種が面白いと思うものをやっているだけですから。ショー・コスギも言っているように、アジア人はつい最近まで通行人としてのエキストラに過ぎなかったのですから。ショー・コスギも白人優位の世界で差別を受けています。8年目くらいまでは通行人の役しかもらえなかった。今のように人種差別だと大騒ぎすることもなく、じっと耐えていたのでしょう。やがて空手の特技から忍者という役柄でやっと日の目を見ます。やはり映画の主役になるのには完璧なアメリカ英語を話さないといけません。LとRの違いをはっきりと発音できる能力も必要です。アメリカ白人社会は自身日本語もしゃべれないくせに、自分たちの言語を駆使できない人を馬鹿にするのです。このまえ美人コンテストの白人の女がカンボジアの女の英語がおかしいとSMSで発信して大バッシングを受けていましたが、白人内部ではそのようなことは当たり前なのです。最近こそこのような批判があるので表向きには言わなくなっていますが、根にはそういうものが横たわっているのです。だから今回のアメリカ大統領選でトランプが当選すると、いまだに白人が優位で居たいという白人種たちが多くいるというのがわかるのです。
同じ老人として、この本に出てくる老人は情けない限りであると思ったりします。とはいえ、幾分かはそのような傾向が自分にもあるので、よくよく自戒を込めて晩年を汚さないで生きていかないと、とんだ大恥をかくということがよくわかりました。どの男も私を含め、どんなに年寄り臭くても女にもてるのだと思い込んでいる男が多い。ちょっと親切にされるとこの女は俺にきがあるのだと思ってしまって、ストーカーになってしまう老人が多いそうです。私もよく若い女性から見かけより若いと言われると、下半身が漲ってくるような感触を覚えますが、これも愛想言葉であってまともにとってはいけません。老人がもてるとするなら、それはお金や資産であって、しょぼくれた肉体などどの若い女が抱こうとしましょうか。この本にも出ているように、ちょっと手を触られただけで家に帰り何度も消毒液で手を洗ったと若い女は書いています。老人の女も女で、今まで旦那と我を失くすようなセックスをしたことがないということで、AVビデオに登場したがる女も多いとききます。これがまた熟年ポルノとしてはやっていて、若いお宅男のアイドルになっているそうです。このような話を聞くと日本はもう終わりだなと思います。精力漲る若い男が子供も産めないようなオバサンの肉体に安らぎを感じるようでは、少子化はおさまらない。もう日本は自然消滅する国になっていることがよくわかります。
ケインズより前にケインズ経済手法を実地したのが高橋是清です。金本位制をやめ、ドルやポンドより円を安くし、輸出しやすくし、赤字国債を発行し市中に紙幣を投入する積極的な経済政策を打ち出したのです。それによって1929年の世界恐慌からいち早く抜け出ることができました。景気が不景気な時はデフレ政策よりはインフレ政策をとるほうがより効果的だということです。ある程度のところまでいったのなら、また財政を締めて、過熱を下げるという考えでしたが、1936年の2・26事件で殺されます。それ以降軍事費の増大が止まらなくなり、日本の破局になっていきます。軍事は外交の最終手段であり、軍部が政治権力を握ったら、もはや戦争するしかないでしょう。青年将校たちは浅はかというほかありません。またそれらの上層部も青年将校をコントロールできなかったということは万死に値します。高橋是清は、当時中国人に対する日本人の侮蔑を大いに嘆いていました。下の者はおおっぴらに中国人を「チャンコロ」といっていました。敗戦後生まれの私らも「チャンコロ」とよく言っていました。日清戦争で勝って以来中国人を馬鹿にする癖がついたのでしょう。いまでも日中間で問題があるとき、中国は日本の「歴史観」を問うてきます。朝鮮もそうですが、他国民を馬鹿にするようでは仲良くなれるはずがありません。ところがアメリカから馬鹿にされたら途端に戦争です。自分の実力も省みない暴挙を行ないます。高橋是清はアメリカで奴隷にされてもこれは勉強だと考え、アメリカに憎しみなど抱かなかった。このような人も日本にはいるのですが、いかんせん人数は少ないのです。大概は私のように付和雷同して「チャンコロ」などはやし立てて、相手と諍いを起こす連中が多いのです。民度の低さというか、どうしようもないことです。
高橋是清はペルーの鉱山経営に失敗し、無一文になります。大邸宅から、その隣の長屋に引っ越します。妻などが体裁が悪いから遠くに引っ越しましょうといってもききいれませんでした。
「人間は天命に安んじなければならぬ。その分に安んじその現に従事する職務
にむかって渾身の精力を傾倒して奮闘しなければならぬ。誠心誠意を以てその職務のために努力しなければならぬ。その時々の環境に応じて身を処し。世に対せねばならぬ」
欧米ではつい最近までホモであることは刑事罰にあたっていました。刑務所に入れられホルモン治療をなされたそうで、それによってドイツの暗号を解いたコンピュータ学者のチューリングは精神がおかしくなっています。それにしても白人男性にホモが多いことは自明で、その原因は金食い虫の強欲な白人女性に恐れをなしているからでしょう。
日本からは宇野総理の芸者への300万円とリクルートの株券バラ蒔きが出ています。この芸者も手切れ金300万円では安いと思ったのでしょう。日本の女性も欧米の女性に近づいています。もはや恋愛は彼女らにとってビジネスでしかないようです。
英国王室もスキャンダルだらけです。チャールズ皇太子もダイアナ妃も不倫しています。多分これらは英国国民の気晴らしのためにサービスしているのでしょう。だから英国王室はいつまでも大人気なのです。日本の皇室では考えられないことですが、古代では天皇はあちらこちらに御幸し、そこで子供をこしらえたりしています。皇位継承者にはことかかなかったのです。今の天皇にそのようなことはできませんが、もっと天皇も王妃も束縛を緩めてもっと自由にさせてあげたらと思います。
男は酒を呑むとだらしなくなるのはわかりますが、それが海兵隊だと肉体を鍛えているために狂暴になります。1991年ラスベガスのホテルで開催された集会で酒に酔った海兵隊の集団がホテル内で女性をレイプなどをして大騒ぎを起こしています。これ以降新しい造語ができています。「ボール・ウォーキング」
昭和5年浜口雄幸は東京駅で狙撃され重態になります。一旦は回復しますが翌年の9月に亡くなっています。浜口雄幸がなくなった後、日本は大きく軍国に傾き、中国戦線を拡大し、アメリカとの戦争にまでなります。浜口雄幸が狙撃されないで内閣を続けていたら太平洋戦争も起こらなかったのではないかと思われます。第一次世界大戦の教訓から、今からの戦争は総力戦になり、産業、特に重工業の発展がないと勝ことが出来ないと浜口雄幸も軍政局の永田も知っていました。そのために浜口雄幸は欧米と軍艦の割合も7割で妥協し、中国にも今までの既得権益は守るが、新たに進出しないという方針を表出しています。当時の日本の輸出製品は繊維製品だけで、鉄等の産出量はアメリカの30分の一にすぎません。おまけに鉱物資源もないし石油など全て輸入です。これで戦争に勝とうとは気違い沙汰です。浜口雄幸の考え方は中国も国を統一してもらってお互い貿易によっていい関係を作くろうというものです。欧米も排除しないで、中国市場を平等に開発しようとするものです。一方の永田は戦争は回避できるものではなく、必然的に起こるもので、そのためには満州国を日本のもととし、そこから原料を調達し、日本国民には国家総動員体制を作り、欧米との最終戦争に備えるという考え方です。永田は軍政局で切り殺されますが、東条英機に引き継がれて結局浜口雄幸とは反対の方向に進み、日本の破局になりました。
軍人は軍の専門家かもしれませんが、これが政治も兼ねるようになったら危ういことであるということはこの第二次世界大戦でよくわかります。今ではありえないと思いますが、浜口雄幸の軍縮条約を締結したことを、統帥権干犯だと騒ぎ出し天皇まで持ち出した軍部のやり方はやりすぎだと思われます。いま総裁選の真っ最中ですが、世界の情勢をしっかりと見据えた政治家が総裁になってほしいものです。