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盆の時、こうした未解決事件を振りかえるのも、成仏できない犠牲者の御霊を慰めることになるでしょう。殺人犯には時効がなくなったことにより、彼らには死ぬまで安心できない状況になっています。因果応報で仕方ありません。すみやかに名乗り出て反省して欲しいものです。二、三日前広島で殺人事件がありました。同居の無職の息子(50歳代)が母親(80歳代)を殺したものです。どのような事情があったのか、今のところ息子は何も言っていませんが、何とも悲しい事件です。
私の中で一番に思い浮かべる犯罪は「三億円事件」です。こう言ってはバッシングに合いそうだけど、何かしら愉快に気持ちになります。誰も殺していないし、警察官のフリをして金品を騙し取るということは今まで誰もやったことはないでしょう。張本のまねをして「あっぱれ」といいたい気になります。ただし事件の後遺症はあるもので、犯人と目ぼされた白バイ隊員の息子が自殺しています。また犯人として逮捕され、その後アリバイがあって釈放された男も何年後かのち自殺しています。しかし3億円もの金銭は回収されないままです。当時の三億円は今では10億円以上になるでしょう。もう時効なのですから、名乗り出て、その後どのように生きて、その三億円はどうなったかを説明してもらいたいものです。
最後のほうに保坂正康がこう書いています。
「休火山の上で裸踊り」
今の日本の社会情勢のことを言っているのです。最近の犯罪でどうも日本人がやったとは思われない犯罪がふつふつと出ているのです。中国、韓国、北朝鮮の軍人のよる犯罪です。移民も解禁となれば、そういうのが紛れて日本に入って来るでしょう。日本の警察も操作能力を高めないといけません。
1998年に出版されたこの本は1999年に日本語訳で出ています。全ゲノムが解析されたのが2003年で、全世界がゲノム解析にしのぎを削っていた頃です。遺伝子の欠損や配列がおかしいと、これこれ、こういう症状が出るといったことが単発的にわかっているものもありましたが、これから先、夢のような遺伝子治療法が開発されて、ガンなどなくなるだろうといった楽観的な気分が漲っていた時代でした。あれから20年近く経っていますが、この方面の研究はどうなっているのでしょうか?脳の発達にしても3歳くらいまでが大事だということですが、その間に複数の言語や算数を教えていいものかというと、どうもそうではないようです。経験上から脳の順調な生育は「安全で保護されているという感覚が子供には不可欠」というあたりまえのことが必要らしいのです。遺伝子を少々いじくって天才を作ってもそれが欠陥人間だったら身も蓋もないのです。最近のニュースで、別の植物を二本掛け合わして、トマトを作るというものがありましたが、これこそ奇形ではありませんか。食えるといっても食いたくないものです。納豆も遺伝子組み換えではありませんと書いていますが、不審に思いながら食べているので栄養が身につかないかもしれません。
新婚旅行でインドに行った夫婦がいたそうです。夫がインドにはまって、嫁さんをインドに連れてきたのです。甘い新婚旅行のはずが、ガンジス川で禊のまねをしていたところ、死体が流れてきて、それっきり嫁さんは日本に帰るまでホテルに閉じこもりきりだったそうです。日本では葬式くらいしか死体は見ませんが、半分腐りかけた死体を見たならショックはそれなりに大きいでしょう。この本の写真でもベンチの後ろの路上で女の子が臥しているのがあります。死んでいるのか、単に寝ているのかわかりません。往来のなかで女の子が倒れているのですから、日本なら救急車か警察を呼ぶでしょう。でも写真では人々が何事も無く歩いています。カースト制もあり、その子が不可触民であったら、誰も手を差し伸べないでしょう。日本では考えられないことです。インドは映画作りも盛んで、三流映画などは暴力、レイプ、殺人などがオンパレードです。インドでは旅行者が行方不明になったり、女性の場合よくレイプされます。これらの映画の影響でしょう。おまけに女性蔑視の傾向があり、よく嫁さんなどが亭主によって焼き殺されています。徐々に改善されるとは思いますが、将来予測ではインド人の人口が一番多くなるといいます。ますます混沌と混乱が集まって収拾がつかないようになる心配もあります。
中世ヨーロッパではジプシーはエジプトから来たといわれていましたが、オーストリアの言語学者、フランツ・ミクロジヒによってジプシーの言語は「インド・アーリア語に区分され、中でも新インド・アーリア語と深い関係があり、サンスクリット語、ヒンディーといった言語群と共通性が高い」ということで、北インドからの漂流民であることがわかりました。もともと芸能とか占いをする民ですから、カーストは低く、インドでも圧迫されて漂流せざるを得なかったのでしょう。日本にもサンカと言われる人々がいて、山中を移動し、時には農村に出て竹かごとかを売っていたという漂白民がいました。戦前まではいたようですが、戦後はそういった人々は一切なくなりました。ヨーロッパでのジプシーはどの国にも同化せず、独自の生活スタイルを維持してきましたから、反発や迫害にあっています。うろつき回ること自体が犯罪であるといわれ、ガレー船の奴隷として送られた人も多くいます。最もひどい時はヒットラー時代でユダヤ人とともに強制収容所で殺されています。
ユーラシア大陸がいくら広いといえども、一年もたたないで毎日歩いていくとインドからヨーロッパにたどり着くのですから、広いとは言えないし、ましてやモンゴル騎馬軍団だと一、二ヶ月で、ヨーロッパ周辺国までたどり着いたでしょう。異民族との交流では言語も学ばないといけません。ジプシーはその国にたどり着いたらその国の言語をマスターし、手相タロットなどの占いをしているのですから、インターナショナルな人々です。ところがよかったかわるかったかわかりませんが、日本人は海に囲まれユーラシアの民が大挙してくることはありませんでした。反対に大挙してでることもあまりありません。いくら学んでも英語ができないというのはこのような事情があったからだと思われます。
懲役6年の刑をくらって、この本を刑務所で書いています。金塊の持ち主が税金を払いたくないために、野口らにその金塊を盗ませたということらしい。事件にしないということで話がまとまっていたのですが、野口らが半分金塊をネコババしたので、持ち主が警察沙汰にしたということらしい。悪の世界は通じていて、野口らの儲けたカネも詐欺師たちによってむしりとられました。悪人どもにも上には上があって、下っ端が少々儲けたぐらいでは、上に吸い取られるような仕組みが出来上がっているようです。
コロナ惨禍で札をジャブジャブ刷っていますから、金はドンドン値上がっているようです。この事件はコロナ惨禍前ですが、景気浮揚のためどこの国も紙幣を刷り上げ、信用できるものは金しかないという状況になっています。おまけに消費税も8%に上がり、これをかいくぐれば、即8%の儲けが出るということで密輸が盛んになったのでしょう。それにともなって金関連の詐欺が増えているのです。豊田商事事件の再来です。買ってもいない金を証書で騙し何千億円もの金を集めたというペイパー商法です。
どうしてこうも人間は詐欺にひっかかるのでしょうか?やはり欲が強いと騙されやすい。世の中そうそううまい話はないと知れば、ひっかかるはずもないのですが、銀行に預けていても増えないし、株をしても必ず儲かるわけでもない、そのような時、金の密輸をすれば必ず8%毎回儲かりますといわれれば、ちょっとした小金持ちはやってみようという気になるのでしょう。野口らは韓国グループにしてやられましたが、香港にもそのようなシンジケートがあるようです。大金持ちでも小金持ちでもないわれわれは日々肉体を使って働くしかない。なまじカネがあるから詐欺師がよってくるのであって、ないと詐欺師など近づきはしません。貧乏も時にはいいこともあるのです。