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「ジャパニフィケーション」(日本化)という言葉があります。アメリカが日本を揶揄するときに使う言葉です。物事の隠蔽、先送り、ごまかし、など、今を何とか過ごせば後はどうにでもなるだろうという、まやかしの常套手段です。政界、財界、官界すべてこの思考態度に汚染されています。バブルの後処理もその際たるものです。1990年バブルがはじけて、いまだに日本が浮遊できない状態になっています。「失われた30年」ともいわれています。日本人のこのような性格は戦前にもありました。「大本営発表」です。勝ってもいないのに勝った勝ったとうそばっかりいい、とうとう国土を焼け野原にされてしまいました。
アメリカで日本の銀行の一行員がデイトレで1100億円の穴を開け、客の国債を使い込んだという事件がありました。これも銀行の幹部と大蔵省が検討し、内密に処理しようとしたのでしょう。ところがばれていまし、アメリカから罰金だけでも358億円も取られています。
聖徳太子の「和を持って尊しとなす」は聖人だけならすばらしい言葉なのですが、小物たちがつるんでやりだすと途端に悪臭ぷんぷんたるものになります。小物たちはかばいあい、自分たちの悪をさらけ出さないようにしています。いくら難関大学を出てエリートになっても、このような小物では日本では通用するかもしれませんが世界では通用しません。今一度、イギリスの貴族に習って「ノブレス・オブリージュ」を頭に畳み込み、いざとなったら切腹でもするような気概を持つ男を育てないといけないようです。ノウパンシャブシャブのちょっとした会食で喜んでいるようでは、「坂の上の雲」にはなれないのです。
15世紀16世紀の李朝時代、儒学者が漢文で書いた手慰みの小ばなし、作者不詳の小ばなしを集めた本です。
日本と近いのですからよく似た話があります。キーセンがなじみの客を別れるとき、あなただけにといって、客の歯を所望します。痛いのに客は歯を抜いてキーセンに渡します。それほど自分のことを思ってくれているのかと客は痛いのをこらえて感激します。ところがキーセンの子袋には多くに客の歯が詰まっているのです。日本では遊女が客を誘うために同じ手紙を出して、文面の誠実さが反対であることが露見してしまうという話になります。
けちな親父が三人の息子の自分の葬式をどうするか聞きます。長男は普通の葬式をしますといって怒られます。次男はもっと安く葬式をとり行うといっても、怒られます。三男ですが、死んだ親父の体を洗い、市場にもって行き肉として売りますといいます。それに対してこのケチ親父は、喜び、かけで売るではないとアドバイスします。
総じて朝鮮小ばなしは品が悪く、小便、糞便、陰口、マラ、屁など普通に出てきます。野末陳平か野坂昭如かどちらかと思いますが、女と別れるには、布団に糞を垂れると一発だと言っています。朝鮮では気性の強い嫁を調教するために糞を利用します。一緒に寝た後、嫁が寝たと思ったら、用意していた糞を布団の中の置き、自分は別の部屋に移動して、朝を待ちます。朝嫁が起きたら、何食わぬ顔をして部屋に入り、何か臭いと言って、布団をあげ、そこで糞を発見し、寝糞をしたといって嫁を恥じ入らせます。これで一挙に嫁の強い気性はたわめられるということになります。そうなればいいですが、気性の強い女だったら、その糞をちりとりに入れて、お前の糞だと叫んで投げ返すでしょう。
平成元年1989年から平成31年2019年まで、バブルがはじけて日本が浮上できない時代でありました。成熟期に入ったのではないかといわれますが、老衰期の間違いではないかと思われます。ここで一挙にコロナウィルスのパンダミックで日本は肺炎で終末を迎えるかもしれません。ウィルスは人間に淘汰をもたらします。強いものは罹っても、免疫が強化され生き残れます。弱いもの、老人、病気もちは生き残れません。日本はウィルスが入ってこないような努力をしていますが、遅かれ早かれウィルスは入ってきます。永遠に鎖国は続けられないのですから、この際ウィルスに罹って、死ぬべき人は死んでもらってすっきりとしたほうがいいのではないかという人もいます。令和はとんだ始まりになりました。
この本で出ている怪物とは、リクルートの江副浩正、住友銀行の磯田一郎、野村證券の田淵節也、政治家の金丸信、料亭の女将尾上綾、リゾート開発の高橋治則、ノーパンしゃぶしゃぶの大蔵官僚、地上げ屋の不動産王たち、フィクサーの許永中、武富士の武井保雄、ファンドの村上世彰、政治家の小沢一郎です。最も面白いのは料亭の女将です。借金総額2兆7千億円だそうです。バブルの象徴です。店に置いてあった石造りのがま蛙の前で女将が祈祷し、銀行の支店長らが背後でかしこまっています。やおら女将が○○株が上がるよと宣言します。実際株も上がり、ますます銀行は女将に投資し、お互い大もうけします。バブルがはじけ、女将の借金が2兆7千億円とはびっくりです。何という金余りの時代だったんでしょうか。その金を研究費か教育に使っておれば、韓国にも追い抜かれそうな事態にはならなかったでしょう。長い目で物を見つめる力がなく、その場その場で金をもうければいいというヤクザまがいの短絡的思考で日本没落の端緒であったというのが平成の始まりなのでしょう。「怪物」というにはおこがましく、せいぜい金にうるさい変質者というのがこの本の主人公ではないでしょうか。
監修とありますから、最初のページは森永が書き、あとはフリーライターが参考書を利用しながら書いた本ということになります。
森永によると将来人間は三つに分かれるそうです。「ハゲタカ」「アーチスト」「従僕」。「ハゲタカ」とはジャンジャン金をもうける人。「アーチスト」とは才能があってそれで食っていける人。「従僕」とは上の人の指示で働く人。大方の人が従僕になるでしょう。最悪では人に指示されないで、コンピュータに指示されるかもしれません。今もそうかもしれませんが、仕事に従事する時間はむなしい時間になるようです。大概が派遣社員で、給料も上がることはなく、専門性も身につきません。正社員になっても、「高度プロフェッショナル制度」が導入されて、成果を出さないと給料がもらえない状態になります。みながプロ野球の選手のようになるのです。一部だけは何億ももらい、大方が派遣社員と変わらない給料しかもらえません。おまけに派遣社員なら定時が来ると帰ってもいいのですが、成果の出ない正社員は残業代もつかないで何十時間も働かされそうです。未来の日本はパンデミックで死ぬよりは過労死で死ぬ人が当たり前になります。大学も早慶以上の大学を出ていないとエリートになれないということで、階級の固定化も進み、なんとも後味の悪い世の中になっていくようです。
スターリンの身長が163センチだとは、私より1センチ低い。大人物だからさぞかし背も高いと思っていましたが、これをきいてびっくりです。小男は陰険だといわれていますが、このことから何千万人かの粛清がわかるような気がします。おまけにグルジア人であり、民族的にもロシア人と違うようです。
スターリンは2度結婚していて、最初の妻エカテリーナとはヤーコフ(長男)、二番目の妻ナジェージダとは次男のワシリー、長女のスヴェトラーナ、それに養子のアルチョムがいます。長男ヤーコフはドイツ軍の捕虜となり、ドイツ側からドイツの将軍とヤーコフの捕虜交換を提案されましたが、スターリンは将軍と一介の兵士との交換はできないといって拒否します。ヤーコフは高圧電流の通った金網に突進して死にます。二番目の妻とは喧嘩が絶えなくて、妻は拳銃自殺をしてしまいました。スターリンが殺したのではないかという説もあります。二番目の妻を語るときはスターリンの唇はいつも震えていたということですから、冷血漢であったスターリンでも何か熱いものが心中に浮き上がってくるのでしょう。次男のワシリーはアル中で、親父の権力を傘にして放蕩三昧をして、スターリンが死ぬと途端に捕まってしまいます。刑務所から帰ってきた遺体には数々の暴行のあとがあり、暴れるので殴られたのでしょう。もっともかわいがられた娘のスヴェトラーナも親の愛憎劇を見て育ってきたのですから、自らの結婚生活もうまくいきません。離婚と結婚を繰り返し、アメリカに亡命し、また故郷に帰ってきたとおもったら、またアメリカに舞い戻っています。安定的な愛情生活がなかったものですから、精神的に安定を欠くのは当たり前でしょう。偉大な親を持つ子供はいずれにしても大変なプレッシャーを感じるということです。