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有名大学を出て、なおかつアメリカのMBA(経営学修士)も取得し、収入の高い金融会社の社員たちの生態を書いたものです。深夜の0時に仕事を終えるのは早いほうでほとんど2時、3時まで仕事をして、また朝になると8時か9時前には出勤しているようです。これらエリートは頭の良さだけではなく、肉体的にも頑強でなくてはならないことがわかります。何の仕事をしてもカネを稼ぐということは大変なことです。好きでやっているのなら、他人がどうこう言えるものではありません。年収でも最低2000万円、ボーナス500万円もらおうとも、私にはできません。できないというよりは、能力の無い私など最初から雇わないでしょう。エリートの中でエリートを目指そうと思ったら、若いときから上から命じられた仕事を手早く処理しなければなりません。これはエリートでなくても、やはり会社で上に上っていく人は、目先が利いている人です。昔食品会社の配達員が店によく来ていましたが、単に配達するだけで帰って行く人は、これは多分1,2年でやめていくだろうと思っているとその通りになりました。しかしなかには、注文した以外にも新製品やら、サービスの品を持ってくる配達員もいました。こういう人はじきに責任者になり、偉くなっていきます。私のように仕事を押し付けられていやいややっているのでは一生涯うだつの上がらないことになります。別にエリートでなくても、何の仕事でも一生懸命やるということが成功の道に一番近いと思われます。私も学生時代にそのことに気づけば、今の自分ではなかったのではないかと後悔しきりです。
ジョージ・フリードマンによりますと、現在空母も時代遅れの品物だそうです。作るにも、維持するにも、とてつもない経費がかかり、たとえ交戦国との距離が遠くとも、高性能の対艦ミサイルができていて、イージス艦を配備しても、それを撃ち落せるかどうかは定かではありません。遠くにいてもそのような状態なのですから、近づけば近づくほど危険は高まります。しかし戦場近くに戦闘機を運ばないといけないので、狙い撃ちの可能性が高まります。かつての日本海軍の大和のようなものです。航空機の援助の無い軍艦は戦闘機の格好の餌食です。現在ではそれが対艦ミサイルになっています。今からはトマホークのような百発百中のミサイルが主流になるそうです。同時に宇宙空間を制して、スターウォーズの世界になるそうです。宇宙空間の衛星が地上を監視し、敵国がミサイルを発射すると、すぐさまそれを撃ち落すミサイルを発射させます。この本が出版されたのは、1997年です。でも最近ではサイバー空間を核爆弾で揺らすと、コンピュータが使えなくなるそうで、コンピュータでコントロールされているミサイルやほとんどの武器が使えなくなるそうです。こうなっては最終的にコンピュータに頼らない歩兵がものをいうことになります。北朝鮮を甘く見てはいけません。宇宙空間に核爆発させて、サイバーを無効にし、それから100万と言われる北朝鮮軍が流れ込んできたら、どのように対処すべきでしょうか。その中には特殊部隊もいて、平和すぎて、何の訓練も受けていない日本人は、彼らにとってカマキリほどの力もないでしょう。
副題に「あらゆるビジネスは娯楽に進化する」とあります。よく言われるように、パソコンが普及したのは、ポルノが見られるということがありました。堅物の会社の、テレビのコマーシャルも、エンタテイメントあふれるものになっています。犬が主人で、異民族を揃えて、それを家族だという変なコマーシャルもあります。カジノも日本にできるそうですが、これも大いにカネをもうけることができるので、産業であるといえるでしょう。
「遥か昔、広大な土地を所有すれば巨万の富を得ることができたと同じように、これからの現代ビジネス界の征服者たちが、世界中の視聴者の感情、興味、支持を手中におさめれば、さらに豊かな富が生まれるに違いない」
タイの銀行のコマーシャルにこういうものがあります。一人の少年が店で天体望遠鏡をみます。それを買うために、彼はおやつ代や、小遣いを貯金箱に溜め始めます。辛苦して集めたカネが望遠鏡を買えるまでなったので、店に行きます。ところがその望遠鏡が以前より値が上がっていたのです。彼の絶望感あふれる顔の後に銀行の名前が出てきます。見て、笑ってしまいます。普通なら少年の辛苦してカネを溜める行為は賞賛すべきものであるはずですが、このコマーシャルではそれが時代遅れだといい、欲しかったら、銀行でカネを借り、それをすぐ買い、後で金利と元金を払うのが現代的だと、銀行側には都合のいいことを言っています。でもこの物語はおもしろいので、銀行を憎むこともありません。
映画「タイタニック」は製作途中から、船が沈むような結末がわかっている映画などはやりはしないと、大御所の批評家などが言っていましたが、いざ封切られると、大ヒットしました。まず少女たちが純愛に感激し、それがクチコミで広がり、大ヒットになったのです。それと反対に「ゴジラ」では、大々的の宣伝を打ち、その宣伝料も半端でないものになりましたが、実際に見た人が大したものではないというコチ込みが広がり、かえってその誇張した宣伝が反感をかいました。金儲けは難しいものです。今からは何の商売も「遊び心」をもっていないとうまくいかないようです。あのタイの真面目な少年では社会の脱落者になるようです。携帯会社のあの白い犬のようにとぼけた味をもたないと、今からは社会に受け入れてもらえない状況になっています。
歌手のテレサ・テンは1995年タイのチェンマイで亡くなっています。43歳の若さです。桑野淳一はそこで「客家総会」が行なうテレサ・テンの追悼会に遭遇しています。テレサ・テンは台湾の出身だといっても、もともと中国の客家の出です。タイでも中国から移りこんできた人が多いのです。タイ人そのものは昔からその土地に根付いて農業をしていますが、中国から来た人々は海や川をさかのぼり、木材の切り出しや、漁業、革製品、コーヒー店、理髪業、もちろん中華料理店などをやっています。中国人はタイにやってきたとき、自分の出身地を表明する「華人廟」を作っています。その「華人廟」の額の文字でその出身地がわかる仕組みになっています。でも今では中国人もタイに溶け込んで、出身地の記憶も遠く霞んで、自分は中国人であると思っている人は少なくなっているようです。
私は店でタイの歌謡曲をYouTubeで見ています。民謡調なものもあり、演歌風なものもあり、ポップス調なようなものもあり、多種多様です。「リー・某」という美人の歌手は若い頃の山本リンダに似ています。リーということですから、中国系の出身なのでしょう。色白でスタイルもよく、ダンスもうまいのです。またちびっ子歌合戦というものもあり、芸達者の子供たちがたくさんいて、その中には小さいときの美空ひばりそっくりさんもいます。その子ともうひとりの女の子が歌うデュエットでは泣かされます。歌の中身は、中国で日本軍が攻めてきて、埠頭で、姉が妹に安全な場所であるおじさんの家に行きなさいと諭し、後からお姉さんも行くからという内容の歌です。涙を流しながら歌うのです。これにはまいりました。思わず私も涙ぐんでしまいました。
タイでは日本軍と橋を挟んで戦闘がありました。「日本側の死者は23名、タイ側の死者は49名」で、これによってタイは「戦勝国に名を連ねる」ことができたのです。
「一般論として、アジア世界は特に希望、アラブ・イスラム世界は屈辱に、西洋世界は、恐れに特徴づけられている」
日本も西洋世界の端くれにいるようです。
アジアは中国インドなどに象徴されるように、経済発展で、今よりもましな生活を望んでいるということで希望に満ち満ちた状態です。
欧米は、日本も含んで、経済成長が止まり、テロで日々恐れを抱いて生活しているということになり、アラブ・イスラムは宗教問題も絡み、欧米に力で封じ込まれているといった屈辱的な気持ちを持っています。
これを見ると、世の中は因果応報であると判るような気がします。欧米先進国は植民地を作り贅沢な暮らしを享受していました。アフリカ中東アジア南北アメリカ大陸を好き勝手に線引きし、そこの資源を自分の思うまま使い、そこに住んでいる住民など反抗すれば虐殺していました。日本も遅れてきてそれら先進国に割り込もうとしましたが、あえなく敗退、欧米から手痛いお灸を据えられました。
ところが現在、欧米に虐げられた人々が移民として先進国に入り、そこでテロを起こします。欧州では陸続きで中東から入ってきて、地中海ではアフリカから船で難民が流入してきます。かつては欧州はヒューマン主義と民主主義の建前でこれら難民を受け入れていましたが、テロを起こされると、再び元の植民地主義者の顔になりつつあるようです。日本でも韓国による慰安婦問題の世界発信による日本国の貶め作戦によって手痛いダメージを受けています。アジア大会のバスケットボールの日本人選手による買春行為もきっと韓国によって利用されるでしょう。ドミニク・モイジの言うとおり、地図による地政学も大切ですが、そこの住む人々の感情もよく見極めないと今からはやっていけない状態になるのでしょう。