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私が元気な間は近藤誠の本を読んで、医者にかかればかかるほど早死にすると思って、定期健診や医者にかかることをしないでいましたが、いざ、心臓が不整脈をうつと、途端に医者に行き、今も真面目に薬を飲んでいます。これでは、延命治療など不必要だという威勢のいい信念も、いざそういう状態になったら、いつまでも生きたいという往生際の悪さが出てくるのではないかと、自分の信念のなさにわれながら驚いている次第です。とうとうこのような本まで読むようになって、薬でもきかなくなったら、どこの病院で手術をしたらいいのかと調べている自分が何ともあさましい。元気な間は「諦念」を持ち出して、悠々と死んでいくのだ、なんぞ医者にかかって体を切り刻まれ、チューブにつながされた人生に何の意味が在るのだと思っていましたが、これは元気である時に思うことが出来ることであって、いざ病弱になると、「諦念」などと言って、格好をつけるんじゃないよということになります。どうも名医とは死体の山を築いてこそ、成り立つものであるということがわかりました。特に大学病院は若手の学生の訓練の場であるので、それを承知で入院しないといけないようです。名医も50過ぎると視力の衰えから、手元不如意になるということも書かれていて、そうかといって20代の若手では手術件数も少ないだろうし、いやはや死ぬのも紆余曲折があり、すんなりといかないようです。もはや運を天に任せるほか無いようです。
筑摩書房のドキュメンタリー集の一冊です。「ダラスの赤いバラ」、「わたしのように黒く」、「ベトナム戦争の内幕」の3篇が載っています。
「ダラスの赤いバラ」では早い段階からオズワルド一人犯行説に疑問を呈しています。ネリン・ガンもその一人です。トランプ大統領がケネディ暗殺の機密文書を公開しても、いまいち釈然とするような気持ちにはなれません。ネリン・ガンも言っていますが、後ろから来た銃弾もありますが、前から来た銃弾もあるようです。オズワルドを射殺したキャバレー経営者のルビーも獄中一年後に病死しています。おまけにオズワルドの関連した人、ルビーの関連した人など10数人が不自然な事故死をしています。このようなことができるのはFBIかCIAしかないでしょう。私が高校生の時で、はじめて日本とアメリカがテレビの同時中継ができるという記念日にこの事件が起こり、祝賀番組を切り替えて、このケネディ暗殺事件が中継されたのです。葬式の時、いたいけな子供二人が写真に写っていました。長女はつい最近まで駐日大使をしていたキャロラインです。息子の方は自分で運転していた飛行機事故で亡くなっています。ケネディ家は長男が第二次世界大戦でドイツの上空で撃墜され、大統領になった次男は日本の駆逐艦に体当たりされて、脊椎を損傷しています。三男のロバートも暗殺され、さぞかし母親のローズは悲嘆にくれたでしょう。大統領夫人のジャクリーンは5年後ギリシャの富豪オナシスと再婚したということもビックリしました。日本的な考え方では遺児二人を育て、未亡人として貞節な生き方をするのが偉大な亡き夫に対する義務であると思いますが、たかが5年で自分も豊かなのにそれ以上の豊かさを求める生き方などをするじゃクリーンを何と現金な女だと思っていたほどです。
「わたしのように黒く」は白人の作家であるこの著者が、まるでマイケル・ジャクソンと反対に皮膚の色を白から黒にして、人種差別の激しい南部に数週間住んでみたことのリポートです。たとえ貧乏でも日本に生まれてよかったという気持ちになりました。
私と同じ歳のクレイマーおじさん勢古浩爾は今年も生きています。59歳て定年退職(60歳だと思いますが勢古自身がそう書いているのです)した後の生活習慣を今でも崩していないようです。相変わらずテレビばっかりを見ているようです。それもブツブツ言いながら。退職当時は1000万円の貯金があったそうですが、今は150万円しかありません。厚生年金をもらっているはずですが、やはり貯金を切り崩してきたのでしょう。本を何冊か出版していますが、印税もとるに足らないものなのでしょう。死ぬまで今まで以上に慎ましい生活を強いられるようです。外の世界の95%は興味が無いと言っています。そうは言っても毎日テレビを見ているのですから、『私は「外」を見すぎである』と反省しています。
織田信長の「人間50年化天の内をくらぶれば、夢幻のごとくなり」の件で、この50年を当時の寿命の平均年齢ではないと言い、「人の世の50年の歳月は化天の一日しかあたらない」ということで「まるで夢幻のようなものだ」ということなのだ、そうです。
定年後、ただぶらぶらしてテレビを見るばっかりで何もしていないことに非難を感じるようで、ゴルフや社交ダンスをするのが何がおもしろいのだと居直っています。このようなことをやっている連中は「傲慢」であり、「自慢気」であると言っています。
「なにかをしていることは、何かをしないことより価値がある、というのは笑わせる」
残り少ない人生を有意義にというのも馬鹿らしいと言っています。だた好きな本を読んで、後は手慰みで、愚痴を書いているようです。
西城秀樹が63歳で亡くなりました。20歳以上の年下の嫁さんをもらい、中学生以下の子供が三人もいます。さぞかし心残りのあったことでしょう。若い嫁さんを持つと早死にするそうですが、やはり無理をしているのかもしれません。そうは言っても、昔と比べれば、63歳では長い生きのほうです。最近次々と有名人が死んでいます。俳優の星由里子、「サンデーモーニング」に出ていた岸井成格、朝丘雪路、私もこの金曜日、店で準備をしていたところ、急に意識が遠のくような感じがして、仕事を止めて家に帰りました。単なる貧血のようですが、そのときは、死ぬのではないかと思いました。多分後から考えると天気の急変で、低気圧が来たことで、自分の体がついていけなくなかったのではないかと思われます。医者に言われましたが、これで死ぬことは無いが、倒れて打ち所が悪かったらひどいことになるかもしれないと言われました。
この本で、アメリカの女教師が私も思っていることを新聞に広告を出しことを載せています。
「67歳になる来年3月までに、好みに合った男性とたくさんセックスをしたいのです・・・」
私も内心死ぬまでの期間、オチンチンも隆起しないにもかかわらず、「好みに合った」女性や、好みに合わなくても未成年を除いて、70歳以上の女性を除いて、機会があればセックスしたいと思っています。
小浜逸郎は「女性がいくつになっても望んでいることは、性の快楽そのものではなくて、性の快楽を通して、愛されていると実感できることである」と書いています。私の場合は両方とも願っているということになります。長生きもしたいが、このように一気に生命力を放出して、あっさりと死にたい気持ちもあります。
2003年の出版で、15年前ですから、遺伝学もだいぶん進歩していることでしょう。最近の遺伝学では、頭の良さはいくら勉強しても改善しないという、身も蓋ももないことになっているようです。私に関しても、いくら長く将棋をやっていてもいっこうに強くならないことを見ると、これも正しいのかもしれません。高校生の藤井聡太が今日7段になったニュースが流れました。たった15歳でプロの7段になるのは、もちろん努力もあるでしょうけど、やはり才能がものをいうのではないでしょうか。
リンカーンの背の高さは、「マルファン症候群」によるものではないかといわれています。1962年、「マルファン症候群」を持つ少年の家系を調べたら、リンカーンがいたのです。遺伝子の異常で、ある種の蛋白が作れない状態になり、その症状として、骨格異常や目のレンズの位置異常、血管の脆さをもたらします。
西欧の王家では近親結婚で成り立っていますから、傷害の多い王子王女が出てきています。今日結婚式を挙げるヘンリー王子とマークルさんですが、マークルさんには黒人の血が混じっているということで、メンデルの法則で、なかには真っ黒い赤ちゃんもうまれるかもしれません。うまくいけば、大阪なおみさんのように一流のプレイヤーになるかもしれません。血友病で苦しむことは無いでしょう。それにしてもスペイン、イギリス、フランス、ドイツ、ロシア等々の王家ではみな親戚で、親戚同士よく戦争したものだとあきれます。
精神病とかゲイの遺伝子があるといわれていますが、これも遺伝子が異常であっても発症しない人もいて、これだという特定の遺伝子ではなさそうです。いろいろな遺伝子が絡んで、複雑な工程を経て発症するのでしょう。現在でもわからないことは多いのです。