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ウィーンでのヒットラーの挫折を中島はまるで自分の如きのようにとらえています。中島も東京大学の大学院に入れなく、33歳になってウィーンで博士を取るためにやってきたのです。博士号をとれるかどうか、たとえとれたとしてもこの先就職先はあるのかどうか、まるでヒットラーがウィーンで二度とも美術実科学校の入試に失敗し、路上生活者になったり、浮浪者収容所に入ったり、ユダヤ人の画商と組んで、絵を売ったりして、何とか独身者用施設に入ることが出来たり、とうとうここに見切りをつけて、ミュンヘンへ行くまでの生活と自分の生活を照らし合わせているのです。中島が留学した当時のウィーンには、中島のように私費留学生はおらず、政府給付留学生や「サバティカルをとってきた大学教授」ばかりで、彼らはみな「将来が保証されていた」人たちです。反対に中島は何ら保証などありません。ウィーンの街をさ迷い歩いたヒットラーと同じ心境になったのでしょう。ヒットラーにはクビツェクという友達がいて、1年遅れてウィーンにやってくるのですが、音楽学校に一発で試験に通り入学できてしまいました。ヒットラーはこの友に自分は美術学校に入学できていると嘘をついていたのです。まさしくこの点についても、中島は政府給付留学生や「サバティカルをとってきた大学教授」と比較して、自分をまさしく単に浮浪者に過ぎないヒットラーと同じだと思ったことでしょう。
しかしながら中島の場合、入学も簡単で面接だけで通り、ウィーンの大学では論文を書けば博士号ができると知って、ようやく博士の箔をつけることができました。その後の二人の生き方で、ヒットラーは世界を揺るがす独裁者に、一方中島は騒音に対して過剰反応する変わり者の先生になっています。
サクラの木で有名な正直ものワシントンも叩けば埃の出る男でもあります。国庫も乱費し、食い意地も張っていたとかかれています。大よそ権力のあるところ堕落と汚職と女が付きまといます。アメリカ大統領もこの例外ではなく、恥さらしの人間が非常に高い率で登場します。女房が死んで、黒人を愛人にした大統領も居ます。その愛人が他の男を逃げると、この大統領は女を捕まえ元の奴隷の身分に落とし、他に売り払ったそうです。はっきりとは分かりませんが自分の女房に毒殺されたのではないかと噂される女遊びの好きな大統領もいます。アイゼンハワーもイギリスに運転手兼愛人の女もいました。ケネディも病弱なくせに女には目がなく、マリリンモンローに「まるで高校生のようなセックスをする」と言われています。入れたらすぐ出していたのでしょう。何しろ忙しい男でしたから。その後マリリンには弟のロバートケネディも関わります。兄弟二人が組織犯罪の撲滅を唱えだすと、組織はその腹癒せにマリリンを殺害し、自殺に見せかけたといわれています。最終的にはケネディの暗殺もマフィアがやったのではないといわれています。キューバにカジノを持つマフィアがケネディのキューバ侵攻の邪魔立てをしたということで彼を殺したのではないかと言われています。ケネディを真似たのがクリントンで、やたら自分の精液がついたドレスが証拠として保管されています。クリントンの妻は彼のことを「玄関先に繋いでおくべき攻撃用に犬」と言っていました。実際は牧場で放たれた繁殖用の雄牛というほかないようです。大統領がさして問題がないが親族に変わり者がいるというケースも多い。ジミー・カーターの弟のビリー・カーターは兄の大統領職の評判をビールのがぶ飲みで落としていたようです。いろいろ問題のあった息子のブッシュ大統領にはアホ双子娘がいて、未成年でアルコールやマリファナを吸ったりしてスキャンダルの渦中にいたこともあります。オヤジもアル中であるともっぱらの噂です。今年トランプが大統領になるのですが、とんでもないスキャンダルが出て、収拾できないような事態になるのではないかと、今から楽しみにしています。
2010年に出版されたもので、(日本では2012年)その地点から2033年を予想したものです。今年2017年ですから、16年先の世界の状況を予測しています。現在の世界の人口は73億人だそうです。この本では当時の国連の予測として2025年には80億人、2050年には91億人、2100年には90億人に落ち着くと書いています。しかし現在の国連の予測では2100年には112億人になるとなっています。日本はどうなるかというと、2033年には1億1524万2000人だそうです。現在1億2711万人だそうですから、16年後先には1187万2000人少なくなる勘定です。この前北方四島を返さなかったロシアは、これも人口減少を向かえて、2033年には1億2675万7000人ということで、あの広い国土にバラバラと住んで、モスクワあたりに少し固まっているような状態なのでしょう。ロシアの男たちはアルコールならメチルアルコールでも飲む国民ですから、生涯年数も短く、Youtubeで見るとおり、車の走行でよく喧嘩していますから、死亡率も高く、早く死にますから、ますます減少化に拍車がかかるでしょう。中国と国境を接していますが、今もそうですがじわじわと中国人が越境してロシア領に入り、ロシア領を蚕食しています。そのうち再び中ソで戦争が起こるでしょう。このまま温暖化が続くとシベリアの凍土が溶け、シベリアに眠っている資源を取りやすくなります。こうなりますとロシアは当分の間働かなくても資源を売るだけで食べていけるようになります。今世界から経済封鎖を受けて苦しい状況ですが、そのうちサウジアラビアの王族のような暮らしが出来るかもしれません。こうなると昼間からウオッカを飲み、働かないでぶらぶらしているものですから、ますます早死にするでしょう。またまたロシアの崩壊がくるかもしれません。このような崩壊はこの本に書いていません。私が思うだけです。プーチンとの会談で経済協力を約束しましたが、日本は帰ってこない北方四島の一角にカジノ設備を作り、金と暇を持て余したロシア人を取り込み、ロシア人を破産させる経済協力が出来るかもしれません。
この本は2014年6月9日に読んで感想をアップしています。私もボケがだいぶん回っているようです。初めて読んだ気でいました。念のため柏木博で自分のコンピュータ内を検索したところ、同じ本があったとわかりました。主に漱石、荷風、寺田寅彦、それに石川啄木をちょっと、感想を書いています。
この本では他に内田百閒、宮沢賢治、北原白秋などが載っています。宮沢賢治については住んだ家のことなど書いていておらず、彼が書き残した花壇の設計図について述べています。
内田百閒は漱石に師事し、漱石の万年筆を遺品としてもらいましたが、漱石の長女筆子と結婚した松岡譲が大嫌いであったらしく、「下手な太鼓持ち猿丸みんなして先生が死後に残した書斎の清気を濁してしまった。まあ勝手にするがいい。ともかく彼らがいる時に先生の書斎を見るのは不愉快だから、もう行くまい」と書き残しています。筆子については久米正雄も好きになり、松岡譲と犬猿の仲になっています。
内田百閒は空襲で家を焼かれ、松本男爵邸の庭にあった3畳の掘っ立て小屋に住みます。トイレは裏のほうに穴を掘って済ましていました。ここに3年間も住んでいました。このようなことを知るとたとえ地震が起こって家が倒れようが、小屋でもあれば生きていけるのだと思えば、気が楽になります。内田百閒も空襲で何もかも焼かれ、清々とした気分になっています。
北原白秋は生涯40回もの引越しをしています。おまけに嫁さんを3度も変えています。落ち着いたのは小田原の「木兎(みみずく)の家」ですが、これも関東大震災で歪んでしまいましたが、それでもそこに当分の間すんでいました。北原白秋は石川啄木と違って、童謡が当たり、徐々に裕福になって行きます。裕福になるといいものも食べ長生きします。貧乏であった啄木は26歳で死んでいます。そうは言っても白秋は60前で死んでいますが、漱石は49歳で死んでいます。60まで生きたということは当時では長生きの部類だったと思われます。
最近アメリカでも車を買うのが減って、インターネットでゲームをやっている連中が多いと著者は言っています。ゲームの中にもコインがあってそれを実際のお金で買い、いろいろなアイテムを買うために流通しているようであります。純粋にインターネットで普遍的に何もかも買えることが出来るようなコインができ、それが仮想通貨、例えばビットコインのようなものになります。円とかドルとかと違って、このビットコインなる仮想通貨は為替がなく、お金の移動も銀行の法外な手数料を払う必要がありません。個人と個人でも個人と会社でも会社同士でも、手数料なしでインターネットでお金を送金できます。もはや銀行など必要ありません。日本の一万円も日本が信用できるから価値があるのであって、ビットコインも多くに人々が使えばそれなりに信用が出来てきます。おまけにインターネットで簡単に使えますから、日本にいてもアメリカやそれ以上の遠くの国々の商品を買うこともでき、一万円の商品を買っても今までのように銀行に手数料として4000円も払う必要はありません。一万円払えば一万円の商品は届くのです。
アベノミクスの影響でいま一万円札をドンドン刷っています。どうもこのアベノミクスは超インフレを起こし、日本の今の借金1000兆円をチャラにしようとしているようです。いつの間にか一万円は一円も価値がなくなるかもしれません。だったら今のうちビットコインでも買って、日本のクラッシュに備えないといけないようです。ビットコインはある程度発行したらしたらそれ以上は作らないと宣言しているのですから、日本の一万円より安定しているかもしれません。