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古本で「せどり」というものを、本だけではなくあらゆるものを扱って、Amazonで売って儲けているのです。坂本好隆はまたこの商売のやり方を教える教室も作り、生徒を集め、その授業料も収入になっています。一粒で二度おいしいというわけです。しかし坂本も「いずれを行くにも散らぬ間に行け」とか「人の行く裏に道あり花の山」と書いているように、一人でこそっとやっているから儲かるので、みんなが知るとそのうまみもなくなってくるのではないかと思われます。これもマルチ商法と同じで、最初にやった人が大儲けし、大多数は労多くして、もうけなしになるのではないか危惧されます。
私もかつて古物商の免許をとって、古本をインターネットで売ろうと考えましたが、飲食業をしながら片手までこのような商売ができるはずがないと思いやめました。坂本は一週間でほんの数時間の時間をこの商売に当てれば、何十万円の利益につながると書いていますが、実際のところ商品を仕入れたり、売れた商品を発送するだけでも大変な労力が必要でしょう。私は要領が悪いのかもしれませんが、週数時間で楽々商売できるとも思えません。
私のような考え方をする人は、「稼げない人の思考」としてこの本の巻末に載っています。
「リスクを怖れて、なかなか行動に移せない。どうせ駄目だと、すぐあきらめる」反対に稼げる人は、「すぐに行動する、失敗を怖れない」
私は稼げない人でも結構、このような面倒くさいことは、何時死ぬかもしれない私にとっては不必要であると確信します。
資本家になるためにこのような本を読んでいるのですが、たかが100万円くらいの予算で大袈裟すぎるような気もします。証券会社から口座開設の知らせは来たのですが、入金の仕方とか、聞いたこともない言葉など、わからないことが多くあり、まだ全然手をつけていません。NISAの口座はまだ2週間先だということで、まだ取引は出来ないのかもしれません。都合の悪いことに、電話の子機の充電池の寿命がきたのでしょう、電話の途中で勝手に切れたりして、サポートが受けらない状態です。投資のしょっぱなからこのような状態では先が思いやられます。やめておけというお告げかもしれません。
この本を訳した人の解説には、日本では株式の長期リターンは「少なくとも過去20年に関する限りマイナス」であったと書かれています。アメリカでの株式の長期リターンは8%で、なるべく長期に株を持っていたほうがいいという説明ですが、これは過去の日本では当てはまらないことになっています。「失われた20年」という日本の特殊事情によるものかもしれません。わたしはもう70くらいですから、10年先には死んでいるかもしれないのです。明日にでも急激なバブルが起こり、100万円が200万円になって欲しいと願うものです。ここ数日の株価は停滞かすこし下がり気味です。欲で面の張った人間どもが鉄火場でお互いどう出るか見合っているのでしょう。とても一気に倍になる気配はありません。反対に今買うと年末までにはじりじりと値を下げ、資産が半分以下になっているかもしれません。
この本が出版されたのは今から5年前、2011年のです。その頃の株価の日経平均は8455円でした。今は17000円ほどですから、武者の言っているようになっています。ただし円は武者が言うようにそんなに安くなってはいません。しかし1989年以降、アメリカのお仕置きを受けて、この方20年ほど、日本は革命反乱と言う政治的動乱を興すこともなく、忍苦してコスト削減に努め、経済体質を筋肉質に変えてきており、今やこの停滞を撥ね返す気運が漲ってきていると言っています。
バブル絶頂期、不遜にもニューヨークのど真ん中にあるロックフェラー・センタービルを買ったりしたのが、アメリカ人の怒りに火をつけたのかもしれません。それ以降アメリカは自分たちの技術を真似してのし上がった日本に対して、為替でもほかの事でもいちゃもんを付け始めます。石原慎太郎が「NOといえる日本」という本を出し、アメリカ人たちはこの思いあがった物真似猿を何としてもとっちめてやらないといけないと思ったことでしょう。アメリカの狡猾なやり方で、この前の大戦でも負けましたが、今度の経済戦争でも日本は負け、その後20年もの泥炭の苦しみを経験しています。
ところがアジアでは最近中国が力をつけ、かつての日本のような生意気な振る舞いをしてきています。アメリカは日本に対してしてきたことを中国にもやろうとしていますが、中国は日本の失敗を研究しているようで、おまけに民族的にもしたたかさを持ち合わせているので、思うようには行かないかもしれません。アメリカの次期大統領選で、クリントンは病気持ちだし、トランプは性格的にいびつであることを考慮すると、中国の習近平は頑強に見えるし、ロシアのプーチンも柔道で鍛え精悍さあり、日本の安倍首相はかつて病気で政権を投げ出したこともあり、果たして共産党体制の国家と渡り合えるだろうかと不安になってきます。もはやフィリッピンの元気のいい大統領に頑張っていただくしかないような気分になります。
副島は日本は亡びると断言しています。金持はすべからく資産を海外に移しておかないと悲惨な目に会うと言っています。なぜ亡びるかというと、貯蓄好きな日本人の資産、例えば郵貯とか、年金財団の原資とかが、浪費好きのアメリカに投資されて、塩漬けにされ、ルールなどを勝手に変え、いつの間にかゴミくず化されているというのです。日本はアメリカに1000兆円ほど、アメリカ国債など買っていますが、これは自由に売ることが出来なくなっています。おまけに利子も払われていないそうです。最近のアベノミクスでの株の高騰もアメリカファンドの策略で、株価が上がったところでごそっと引き揚げ、日本からカネをふんだくろうという算段です。為替でも1985年のプラザ合意で、ドル安になり、「日本が当時30兆円から40兆円も持っていた国民の生命保険の掛け金や銀行の預金で米金融市場で運用されていたものが、半分に吹き飛んでしまった」ということになっています。もちろんアメリカ国債も借金棒引きになったようなものです。
日本の時代劇で言うところの悪代官がアメリカで、それによってうまい汁を吸おうとする越後屋が日本ですが、現在の越後屋は苦い汁を飲まされ続けています。とうとう日本は世界で最大の債権国でありながら、赤字になり、債権を取り崩すほかなくなっているようです。しかし悪代官のアメリカに対してカネを返してくれと言っても、かえってトランプのようにアメリカ軍の駐留経費を払えというのがオチです。まるで封建時代に帰ったようで、「泣く子と地頭には勝てぬ」という仕儀になっているようです。この悪代官が公平、フェアーな経済と唱えているのが不思議なくらいです。
日本では公務員にならない限り女が一人で生きていくのは至難なわざといえそうです。萌絵さんも父親の倒産、行方不明から、母、妹、と供に荒波の世間に放り出されました。「丘の上のキャバクラ」というボンクラ高校から、美術短大を出て、就職しましたが月給は12万5千円、転職を繰り返しますが、26歳の時早稲田の政治経済学部に入学し、その傍ら株をやり始め、一躍株界での寵児になり、それが卒業後、イギリスの大手バークレイズ・キャピタル証券に就職できます。しかし上司と喧嘩し、そこをやめ、今では独立し「ファイナンシャル・アドヴァイザー(法人向け)になっています。苦しいとき、萌絵と母親は種銭で株をやり、母親は不動産の宅建の免許を取り、今では不動産をいくつも持ち、家賃収入を得るまでもなりました。ここまで至るには並々ならぬ努力があったのでしょう。株界のアイドル時代、証券会社の依頼で、臆せずいろいろなところに行ってインタヴューをこなし、多くのお金もちと知り合いになります。外国人とも会い、知らずと英語力が伸びていきます。萌絵さんの偉いところは、一緒に食事をしても、決して愛人にはならなかったことです。「食い逃げの萌絵」という蔑称を賜らないために、会う人ごとに、その人のためになるだろう情報を仕入れて、開陳、今風に言うとプレゼンテーションをしていたということです。かつてのイギリスの首相サッチャーに負けず劣らず「鉄の女」といえるでしょう。最近テレビでは「貧困女子」がよく話題になります。大方のものが風俗に流れていくようです。それがいいとも悪いとも言えませんが、萌絵さんのような生き方もあるのだと知ると、女性も風俗だけに視点を置かないで、もっと多様な生き方も出来るでしょう。そうは言っても現在の日本では難しいことですが、この男性社会に反旗を翻し、復讐する「練炭女」にはならないでほしいものです。