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もはや日本は「成熟社会」なので、かつての高度成長時代のように「モノ」を買うことによって幸せを感じるという時代ではなくなっているということです。と同時に、この高度成長時代を支えた我々団塊世代は今高齢者になって、「モノ」を買う喜びはとうになくなり、ただ「カネ」そのものを追求しているので、日銀が大量にお札を刷っても、それが需要を喚起し、景気がよくなるという図式にはならないということです。高齢者は将来が不安ですから、年金をもらっても最低限の生活費は使いますが、それ以外は貯蓄に回します。集まったカネは銀行に流れますが、銀行はというと、工場などに貸さないで、国債を買うだけです。増刷されたお札は高齢者、銀行、国債と循環するだけですから、何ら国力が充実するようなものに関わってはいません。もちろん雇用など増えるわけでもなく、賃金なども押さえられたままです。このようなことをやっていると、いつか「国の突然死」がやってくると警告しています。ハイパーインフレが起こり、一万円札が紙くずになるのです。アベノミクスは金融緩和によって、従来の、「モノやサービスへの需要を」喚起するインフレを起こそうとしていますが、もはや日本は人口減少を迎え、いくら供給を起こしても、需要など起こらず、このような安易なやり方では、家電メーカーのシャープのように、消費者の思いと齟齬したものばかりを作り、倒産の憂き目にあいます。我々は気づかないといけません。「成熟社会」では「不況」が定常化している社会であると。へたにバブルを起こすと、その後遺症は予想を超えるものになる、この本では警告しています。
この前中国の杭州でG20の会議が終わったばかりです。世界第二位の経済の実力で、南沙諸島の埋め立ての問題の表向き非難の声明に織り込まれることはありませんでした。おまけにフィリッピンの極道大統領がアメリカ大統領を侮辱したため、中国を封じ込める話し合いもできなくなっています。今はフィリッピンの大統領は反省しているようですが、中国はこの機を狙って、フィリッピンに甘い提案をし、アメリカとフィリッピンの仲を引き離そうとするかもしれません。アセアンの国の中には中国の支援を期待し、自分の関係ない南沙諸島などスルーして、中国の方針に逆らわないようにしています。韓国に対しても、次期韓国大統領と予想される国連事務総長の墦基文を持ち上げ、後々韓国をコントロールしようとする下心がみえみえです。南沙諸島問題で日本が国際司法判決を遵守すべきといったことに対し、このG20の中国との二国間対話では、日本の国旗が飾られないという嫌がらせをやっています。
榊原英資によりますと、中国は共産党主導で国が成り立っていますが、心根は中国4000年の歴史でずっと資本主義的な考えの持ち主が多い。かえって日本のほうが共産党の心根があるのだと言っています。テレビ番組「プロジェクトX」で黒部ダムでの、日本人の「協調性」や「和の精神」などはまさしく共産党精神ですが、中国人がこの番組を見ても、何ら感興も沸き起こらず、反対に少ない給料であんなに苦労するのは馬鹿に違いないと感じているふしがあります。中国人は他人がどうなっても自分だけは大金もちになりたい心情の持ち主が多いということです。だから中国共産党の子弟たちはアメリカの大学に留学して、いざとなると華僑のようにどこにいても生活できるような術を習得しているようです。反対に日本では現在アメリカに留学する人数も少なくなり、少子化と並行して、内にこもるような状況になっています。これでは将来日本は中国に飲み込まれることになるでしょう。やがてアメリカ留学組みが中国で政権を担うと、英語ペラペラの中国の幹部があらゆる世界会議で英語ももどかしい日本の代表者を軽くあしらうようになるでしょう。第二次世界大戦で蒋介石の妻である宋美麗が流暢な英語でアメリカ議会で日本と戦うために中国に援助して欲しい演説しましたが、これを期にアメリカは中国に膨大な援助を行い、その上アメリカ自身も日本への攻勢をかけてきました。もうこの世界では真面目で律儀だけでは通用しません。資本主義的な狡猾さが必要だと思われます。日本の優秀な新幹線も受注では中国に苦味水を飲まされ続けています。「侍ニッポン」などと言っていては笑われてしまいます。武士は食ねど、高楊枝などと自慢していてはいつまで経っても貧乏なままです。武士もたらふく食って、高楊枝が資本主義的な生き方です。
タイトルの中で「キホン」と書いて、「基本」と書かないのは、「まんがと図解で分かる」という前書きがあるように、軽いタッチにしたがったのでしょう。別に経済学を学ばないでも、金儲けしている人はなんぼでもいます。かえって経済学の本を読んだりすると、感が狂って失敗するかもしれません。戦前はマルクスなどの本を持っているだけで、特高に捕まったり拷問にかけられていました。このようなことでは決して金持ちになれそうにありません。マルクス自身も貧乏な時、裕福な人の愛人になっていたと書かれています。裕福な人とは夫人ではありません。つまりマルクスはオカマちゃんをしていたということになります。この怨念が資産家たちに対して手厳しい言葉になっているのだと思われます。オカマとして仕事をしても、マルクス風に言えば労働量をつぎ込んでも、快楽は資産家が10の内9を受け取り、マルクスは1か、それかマイナスの苦痛を受け取りだけで、何ら生活の質が向上しているとは感じられないと考えたのではないでしょうか。「搾取」が恒常化し、「余剰価値」はマルクスが苦痛を感じるたびに増えていくということになります。資本家もブツブツ文句を言うマルクスに業を煮やし、マルクスに与える賃金をもったいないと思い、ロボット(機械化)に切り替えます。ところがここにいたって、ロボットではかつての高揚心が感じられないと思い始めます。これが「不況」の到来です。資本主義では不況の到来は避けられないのです。「資本論」を漫画風に考えてみましたが、少々無理なところがあります。経済学の全ての理論も一種の仮説であるでしょうから、すべてがすべて社会や経済を的確に表しているとはおもえません。アベノミクスだって、貨幣の流通量を増やしたり、金融緩和をすれば、景気がよくなるということですが、実際は思うようにはいっていないように思われます。
浅井隆の本は「国債暴落サバイバル読本」(2014年刊)を2014年の12月27日に読んでいます。この本は2013年刊です。内容も本の体裁もほぼ同じです。毎年浅井は同じようなことを言っているのでしょう。今年も同じような本を出しているのではないかと思われます。要は日本には1000兆円以上の大借金があり、この数年にクラッシュするので、日本円をドルに換え、そのお手伝いを浅井が主催する会社が執り行っているということを宣伝しているのです。今回はアメリカのファンドの社主カイル・バスを引っ張り出して、日本の破綻を強調しています。カイル・バスは日本円売りを行なっていて、ポンド売りで大成功を収めたソロスになろうとしている男です。今のところ損をしているようですが、日本の破綻を切に待ち焦がれている男です。日本の悲劇を心待ちにしている男などは速く破産して欲しいものです。今のところ1ドル104円台で浅井の言うところ250円になっていません。浅井はまたニュージーランドに移住を勧めています。もちろん円をニュージーランド・ドルに換えて預金も必要です。浅井の提言は我々貧乏人には関係ないことです。預金や株が一億円以上もあり、豪邸を持っている人が対象になります。我々はせいぜい日本がクラッシュになっても、生き延びるためには、今のうちから節制と節食に努め、病気体質になららいようにがんばるしかないようです。
口座開設の用紙を証券会社に送り、あと何日かすると晴れて私も資本家になる予定です。優待券志望ですが、一応株の指南書でも読んで見るかという気で、この本を借りました。冨田晃右によりますと、株主優待や配当を当てにするのはアホだということになります。証券界でゴミのような一般投資家は、どうあがいても圧倒的な情報量をもつ機関投資家には勝てません。冨田晃右は我々のような小額の投資資金しか持っていないものは、はっきりと「負け組み」と言っています。どのような賭博も資金量が多いほうが勝つに決まっています。どの世界でも共通しているように、ここでも貧乏人は金持に食い物にされているのです。こうならないための唯一の手段は、トレーダーになることです。それも外部の情報をすべて遮断して、株価チャートだけを見て、下がったら買い、上がったら売るということに徹することだそうです。これができないからみんな損をしているのですが、それは冨田晃右に言わせれば、「新聞を読んだり、テレビを見たり、会社四季報を覗いたり、証券マンの言うことを鵜呑みしたり、投資顧問業者に頼りきっている」からだそうで、このような旬の過ぎた情報では勝てないに決まっています。ゴミみたいな個人投資家に回ってくる情報など、手垢のついた情報ばかりで新鮮なものは一つもありません。だったら日々刻々と変わるチャートを見て、その流れを感でつかむようにならないと、株では勝てないと言っています。腐った情報ではその感覚を駄目にしてしまいます。知らないほうがいいくらいです。
「株式投資とは美人コンテストである。この投票で賞金を得るには、あなたが美人と思う人が重要ではなくて、多くのひとがどんな女性を美しいと思うかが重要であり、あなたの好みと無関係である。相場の時価は美人投票の結果である」(ケインズ)
態勢を感じて、その態勢にのっかかるのが株の要諦になるようです。はっきり言って会社の業績などもいいことにこしたことはありませんが、それが株価を決めているわけでもないということになります。要するにいい加減なものが株価を作り出しているということで、日夜チャートを見てその推移を知るほかないようです。そうかといって何時間もパソコンの前で座っていることはありません。冨田晃右のやり方は「逆指値注文」で、個々まで下がったら買い、ここまで値上がったら売るということを決めて、あらかじめ証券会社と取り決めしているのです。損切もありますが、このような注文の仕方はある程度軽い損害でおさまるようです。儲けも何百倍とはいけませんが、それなりにコツコツやれば、なんとかなるようです。