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警察官も私がなりたがった職業の一つです。刑事か鑑識課になって、他者の人生をいろいろ調べて、洞察を深めたいと思っていました。110番の電話受付では、警察畑では裏方で、なんら魅力的なところがない職場だと思いましたが、この本を読むと結構面白いところであるとわかりました。
泣きながら「彼氏に振られた」「寂しい」といった110番がありました。それに対し著者は一時間も「対応」したそうです。事件性ではないので職務外だと思われますが、電話の主が自殺でもしかけないという恐れがあるのなら、その一時間も警察の正当な対応である思われます。どのような「対応」をしたのか気になります。今度私とデートしようと言うと越権行為になる可能性もあります。留置場で女性被疑者に便宜を与えたお礼で女性被疑者とセックスをした警察官が逮捕された事例があります。この職業も一歩間違えれば、自らが犯罪者になる可能性もあります。
公務員には守秘義務があります。特定な個人が想定されるようなものは公開できませんが、この本で出ているようなものは、かえって警察の仕事の理解を一般人に浸透させ、かえって予算の獲得に役立つでしょう。
橘 哲雄のプロフィールを見ると、「馬鹿な課長がいて」愚痴を副署長に言ったら、「試験を受けて偉くなり追い越せ」と言われたと書いています。いい思い出であると書いていますが、果たして偉くなって課長を追い越したのでしょうか?最終的には警視の身分で退職しています。ノンキャリアで警視になるのは大変であると言われていますから、橘 哲雄も一生懸命に勉強したと思われます。エジソンの格言はどの世界にも通用するようです。「1%のひらめきと99%の努力」こそ成功者の要諦です。
私も飛行機を見るのが好きでたまりません。YouTubeで戦闘機の飛行や旅客機の離陸や着陸の映像を見ています。その映像の中で飛行場の近くで三脚にカメラを据えて飛行機を撮っている人たちが多くいます。飛行機事故のスクープ写真やビデオを撮ってマスコミに高く売ろうとしている人ではないかと思っていましたが、この本で飛行機を見るのが趣味だという人がいて、イギリスではこれを「スポッティング」とよんでいるそうです。日本では単なる暇人といわれますが、イギリスでは「高尚な趣味」だといわれています。もちろんチャーリィ古庄もその一人です。世界各国を回り、いろいろな飛行機に乗ったりして写真を撮っています。プロペラ機に乗って、騒音と機体の軋みが激しいのを不安がっていましたが、その機は翌年空中分解したそうです。戦後日本で初めての作った飛行機YS-11はタイでつい最近まで一機稼動していましたが、事故ってもはやその勇壮は見られなくなってしまいました。事故を起こす機は汚れていたり、エンジン周りにオイルが付着したりしているそうです。要するにメンテナンスができていないということです。いくら値段が安いからと言っても、機体が汚れていたり、機内の掃除が行き届いていないなら、その機には乗らないほうが賢明でしょう。私はもはや68歳、いまからパイロットになれることはありません。せいぜいこのような本を読んだり眺めたり、動画を見て飛んでいるような気分に浸るしかありません。フロイトによると空中に飛んでいる夢はセックスを暗示するそうですが、飛行機の機首部分は亀頭ともとれなくはないような形になっている旅客機もあるような気もします。
シュレーディンガーの猫は箱を開いてみるとその生死はわからないという量子問題があります。「観測が現実を作り出す」ということです。観測者が、すなわち人間がいないと現実はないということになります。人間がいない宇宙はあってもないということになります。観客のいない映画は映画ではないということになります。人間がいることで宇宙もあるということになります。「人間原理」の思想です。でもこれは本末転倒ではないでしょうか。人間がいなくても宇宙はあり、観客がいなくても映画は上映できます。観測する人間の意識がシュレーディンガーの猫の生死を決定するというのはあまりにも不遜な考え方でしょう。最近の研究では「粒子それ自身が自分の物理的相互作用によって観測者になる」ということが検証されています。シュレーディンガーの猫の箱は開けられた時、「量子的決定」なされるが、その時同時に宇宙は「分岐」するということになります。生きている猫の宇宙と、死んだ猫の宇宙が「並行」して存在することになります。このように言われても私にはさっぱりわかりません。天国も地獄もあるのでないかと思ってしまいます。「分岐」が繰り返されるのなら、無限の宇宙があり他の宇宙にも私そっくりな人間も居ることになるでしょう。別宇宙とは通信できないだけで、たぶん別の宇宙では私はやはりこのように読書録でも書いているかもしれません。
まったくカネがなかったわけではありません。離婚をし、妻に慰謝料として経営していた会社や家を与え、彼は事務所として使っていたマンションと現金200万円くらいは持っていたのでしょう。一週間ばかりテント暮らしをし、それから知り合いから富士五湖の近くの、以前は会社の寮として使っていた物件をホテルとして活用してみないかという話に乗り、企画書を作り、銀行から融資を得て、ホテル経営に乗り出したということです。彼は建築会社を経営したことがあり、ホテルのちょっとした修理は自分でやって、費用を浮かし、一年目ではや軌道に乗せたという成功談です。一生懸命やればなんとかなるというのが彼のモットーです。私のように儲からないのは不況のせいだとか、時代が悪いとかそのような言い訳をしていません。人は努力した分以外に得るものはないと信条です。
最後の部分で、あの大地震が起こり、予約がキャンセルされ、ホテルを続けるかどうかを迷っているということを書いていますが、「その後、どういう展開になったかはご想像にお任せすます」と結んでいます。今も続けているのでしょうか、やめてしまったのでしょうか?この言い方では多分続けているのでしょう。「とにかくあらゆる分析をした結果だった」と書いていますから、いまでもホテルは繁盛していると思いたい。閉館でもしていたら、いったいこの本は何だったなのかということになりますから。
『現代のアメリカ社会は、映画「マトリックス」三部作に描かれたものと非常によく似ている。今日、人々は仮想現実のプログラムを脳に映し出す機械に物理的につながれている代わりに、企業が支配するテレビやラジオが織りなす、電磁マトリックスの中に包み込まれている。あなたが見聞きするもののほぼすべては、6つの多国籍企業によってコントロールされていることが詳細な研究によって明らかになるだろう。すさまじいまでの巨大な権力である』
我々は自分の意見を言っているつもりでも、実際はテレビで誘導された意見かもしれません。「マス」というくらいですから大衆が想像されますが、実際は少数の人間たちの都合のいい意見だと思われます。巨額のコマーシャル代を出してくれている会社の製品などテレビで批判することは出来ません。最近多国籍企業のハンバーガー会社が叩かれましたが、落ち目になるとこれら腐肉を漁るハイエナどもは手のひらを返したようにやり込めます。弁護人を何人も抱ええている会社なら何とか持ちこたえられますが、個人では木っ端微塵でしょう。最近沈静化しましたが、きっとこの裏にはマスメディアとこの多国籍企業との間で「手打ち式」があったのだと思われます。食い物の話でわかりやすい面があったのですが、これが政治とか外交とか金融とかになると一介の庶民では皆目わからなくなります。アメリカの連邦準備銀行など、アメリカの大金もち数人でドル札をする権利を得た「私的」な銀行で、これがいまでは各国の経済に口を挟むようになり、言いがかりをつけて自分たちに利益になるようなことばかりしています。私がこう書いているのもジム・マースが言っていることで、ジム・マースも陰謀論で大手マスメディアの覚えめでたくあり、人気作家でもあり、大手マスメディアの意向に沿った意見を言っていて、結局は大手メディアにうまいこと乗せられているのかもしれません。