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およそ3000人近くのドイツ人が戦時下日本にいたようです。現在でも4000人くらいしかドイツ人は日本にいないのですから、結構多く居たということになります。我々日本人には白人ということはわかりますが、その白人にもいろいろな種別があるということなどわかりません。ドイツ系ユダヤ人と言われても区別などつきません。追撃されたアメリカのB29の搭乗員だと思われて、同盟国であるドイツ人も危害を加われそうになったこともありました。文豪トーマス・マンの義理の兄・クラウス・プリングスハイムはユダヤ人ですが、日本では音楽大学の教授として働いていました。ナチスのいう純粋ゲルマン人などといわれてもどれが純粋かわかりはしません。ドイツ本国から職を解けという圧力がありましたが、「仙台の大学の学長」は無視し、彼を雇い続けています。ゾルゲ事件が起こってから、ドイツ人も同盟国でありながら、監視が強くなります。ポーランドで無道のことをやってきたナチスの将校・マイジンガーが大使として赴任してくると、日本の特高とつるんでますます締め付けが強くなっていきます。マイジンガーは「ワルシャワの殺人鬼」と呼ばれた人物です。戦後彼はポーランドへ移送され、46年に絞首刑になっています。
上田たちは日本に住んでいたドイツ人に話を聞きまわっていますが、いまから70年から80年前のことで、証言者の年齢も高齢で、タイムリミットぎりぎりで、この本(2003年出版)が出来る間に、つぎつきと亡くなっています。歴史の表舞台には立たないが、ささやかな庶民の暮らしを丹念に掘り下げることも歴史研究の一大テーマになりうるということがわかります。
いまは円安になっていますが、それでもタイのバンコクでは500円もあれば泊まれるし、食事なども100円もあればいいものが食えます。月5万円もあればマアマアの生活ができるでしょう。定年で夫婦ともどもタイに移住すると人がいるともききます。あちらこちらさまようバックパッカーたちも過ごしやすさからタイに留まり、安宿を経営したりしています。
「世界中で食べてみた危険な食事」(谷本真由美著)ではチュニジアがヨーロッパ諸国の格安国になっています。ヨーロッパの定年退職のおじさんがチュニジアの若い娘と遊んでいます。イギリスのオバサンが若いチュニジアの男の子を囲っています。ヨーロッパにはホモも多く、この地でその自由を満喫しています。自国の通貨が弱いと、男も女装して金を稼ぐようになります。タイでもこの手の男性が多く、女よりもきれいな格好をして日本の男やオーストラリア人の男を騙しているようです。騙されたように見えても実はあの方面が好きな人もたくさんいるでしょう。タイやチュニジアでは性の観光地でもあります。
しかし最近は世界から詐欺師がタイのバンコクに集まっているようです。景気のいいところ、不の人材も居心地がいいのでしょう。いかさま博打、宝石のキャッチセールスなどです。シンガポール人か台湾人を名乗って寸借詐欺も気をつけないといけません。財布を落としたので金を貸してくれと言うものです。なかには麻薬運び人にならされたりします。見ず知らずの人間に物を国外に運んでくれと言われたら、麻薬と思って間違いない。中国ではこれが見つかって死刑になった日本人もいます。
このまえ読んだ本・「旅する知」で、旅行者は必ず下痢をする、なぜなら日本と大腸菌が違うので、その地の大腸菌が日本で培っていた大腸菌と入れ替わる間は下痢をするのだということを書いていました。そうかもしれません。谷本は下痢もしていますが、吐いたりもしています。やはり黴菌が混じったものを食った可能性が強い。しかしこれも個人差があるので、牡蠣を食ってもあたらない人とあたる人がいます。現地人が同じものを食べて下痢したり吐いたりすれば、それは本当に悪いものであったといえます。それにしてもあまり菌に晒させていない日本人はあたるとしても現地人よりはより重症化になりやすいとも思われます。旅の楽しみの一つには食事がありますので、せいぜいよく焼いたものやしっかりと煮たものを食べるようにすることしかないでしょう。
谷本の教養は中国の文献まで及んでいます。中国人の鶏好きを「韓詩外伝」から引用しています。
「鶏には五徳あり。頭は冠を戴くは文なり、足に蹴爪をつけるは武なり、敵前にありてあえて闘うは勇なり、食を見て相呼ぶは仁なり、夜は守りて時を失わぬのは信なり」
チャラチャラした文に時のこのような漢籍に出会うと、おおっという気になります。
レモンに粗塩をまぶしてできる調味料です。早く使おうとおもったらレンジで温めれば、2,3日で、自然のままでは一週間で使うことが出来ます。レモンと実と、汁が調味として使えます。たまねぎとレモンのかけらをみじん切りし、それをひき肉と混ぜ合わせ、焼くとハンバーグが出来ます。和風の肉じゃがも醤油の代わりにレモンの実と汁を入れば出来上がりです。いままでに経験しない味になるでしょう。簡単に焼いたパンに塩レモンの汁をかけるレシピもあります。また塩レモンを混ぜていろいろなたれを作ることも出来ます。応用は無限にありそうです。夏場は冷水に塩レモンの汁を混ぜると、スポーツドリンクよりも健康的な飲み物になるでしょう。直接塩レモンをかじると口臭剤になるかもしれません。塩レモンの実をペタペタと顔に貼り付けると、塩の効果で脱水し、小顔になるかもしれません。脱水した分レモンがビタミンCを補ってくれるでしょう。
「裏」ときけばどうしても覗いてみたくなります。旅行ガイドも結構見て飽きませんが、個人が書く旅行記も興味が尽きません。嘘も混じっているかもしれませんが、あれもしたこれもしたと書くことによって、私も追体験できます。中南米の貧困地域に侵入することはトシをとった私にはできませんが、平間を通して疑似体験できます。
ボリビアの首都ラパスは3000メートル級の山の上にあるようなものですから、ベテランの旅行者から平間は忠告を受けています。
「絶対に自慰しないように」
ということは、女性を連れ込んでセックスでもすると、息苦しさから深刻な状態になり、死ぬかもしれないということになります。このような忠告は公式旅行ガイドでは決して書かれていません。また一つ知恵が付きました。ボリビアには行かないかもしれませんが、高いところでは欲望を発散することを控えた方がいいとわかります。それかもう死にたいと思ったら、富士山に登ってその火口で「自慰」すれば、気持ちよく死ぬことができるのだということにもなります。毒薬を飲んだり、首を吊ったりするよりははるかにこちらの方が優雅に死ねることになります。多分私は富士山に登るだけで、死ぬことができるでしょう。不整脈にとって登山は最高の毒薬です。そのとき富士山が噴火すれば、私は火山灰に埋もれ、アルプスの「アイスマン」のように5000年後ミイラとして発見されるかもしれません。
ブラジルのサントスでは日本人の「アンニュイなお姉さん」に出会っています。安宿にたむろっているということは、まともな生き方をしていないのでしょう。麻薬をやっている雰囲気です。薬代を捻出するために女性の古代からの商売をしているのだと、窺われます。