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大航海時代から世界の覇者になったヨーロッパやアメリカの白人種が太平洋をイメージすると、「自由な楽園」と「凶悪な食人種が住む暗黒世界」となります。帆船を駆って、太平洋を乗り込んできたのはこれらの男性でありますから、「自由な楽園」とは官能的な太平洋の女性たちであり、「凶悪的な食人種」とは太平洋の男性であります。銃と大砲で裸同然のこれら島々の男たちを蹴散らし、脅迫的に太平洋の女性たちを自分たちの性のはけ口として利用したのでしょう。またこれら白人種がもたらした病原菌で純系の現地人が多く死に、混血児だけがこれらの菌に耐性がありますから何とか生き延びます。しかし白人種が経営するプランテーションでは労働力が足らなくなり、日本人や中国人やインド人を入れ始めます。やすやすとこれら白人種の軍門に下って、もはや害を及ぼさない先住民の人々は、日本人や中国人が入ってくると、白人種の中で、「凶悪的な食人種」という評価から、「高貴な野蛮人」という評価に変わります。一応白人種の支配体制が出来上がっていたにもかかわらず、後ろからひたひた迫ってくる日本人や中国人に対して本能的な恐れを抱き、「功利的、信頼できない、ずる賢い」という思いを持ちます。自分たちの安楽な生活を取って代わられるのではないかと心配があったのでしょう。日本人のように「勤勉、向上心」は自分たちを超えるのではないかと思ったのでしょう。先住民のように「楽天的、無邪気」であって、変な野心を持たないほうが彼らにとっては都合のいいものかもしれません。
この前若い女性二人が台湾に旅行したと言っていました。大阪まで新幹線を利用しホテルで一泊し、それから関空で台湾に行ったそうです。料金も安く、5万円くらいだそうです。大阪のホテル代を含めて、です。台北では化粧品を買い捲ったそうです。ただ街中はバイクが多くて、排気ガスが蔓延していたと言っていました。中国の北京と同じくらい空気が汚れているようです。またニュースでも言っているように、台湾では中国との条約に学生たちが反対し、町全体が騒々しくなっているようです。軍隊が出て銃でもぶっ放したら、巻き添えを食って、弾が当たる可能性だってあります。すこし様子をみたほうがいいかもしれません。ただしこの騒擾は首都だけでしょうから、この本で出ている近郊の町は安全かもしれません。九份、淡水、八里、貓空、北埔、・・・その土地の名産や料理が出ていて、おまけに温泉もあり、店の看板は漢字で、何となくわかり、親日家が多いので、行って見たい気になります。レートは1元2.7円(2012年11月)で3倍すれば日本円での価格です。屋台などでは安く食べられるでしょう。
中仙道とは「江戸日本橋から武蔵国(埼玉県)、上野国こうずけ(群馬県)、信濃国(長野県)、美濃国(岐阜県)をとおり、近江国(滋賀県)草津で合流、その間の宿駅69、全長約百三十六里(544キロ)、当時の旅人はこの間を18日から20日にかけて歩いた」といわれる街道です。
路上観察の面々はここの全距離を歩いたわけではなく、ポイント、ポイントで新幹線などを利用し、そこにたどり着き、そこにある面白いものを写真に撮り、俳句にしたためたということです。だから写真を見ないと俳句の面白みも伝わってきません。

勝源寺の仁王の足の血管を見て、「見たくない 力む仁王の 立ちくらみ」

「ダルマ寺 テング集いて 自慢かな」「鼻高小学校」と書いてありますから、実際にその名の小学校はあるのでしょう。

写真屋さんの店の名前が「はるな」この組み合わせにはわらってしまいます。「やれ貼るな 看板出した 写真屋さん」

家が横顔になっている。「横顔にどこかであったなつかしさ」ディズニーのアニメ映画に出てきそうな顔です。

美容院の名前が「相撲屋」「木曽路では お相撲さんが 髪を結う」

これもまた珍しい小学校の名前。「文追いて 顔を上げれば 窓の星」石碑のマークが文という漢字にも見えるし、星形にもみえます。

鳥居があちらこちらに散らかっています。「どことなく、この鳥居たちに不良化の兆しを感じてしまうのは、気のまわしすぎだろうか」と書いています。不良が公園でぶらぶらしている感じもします。「何用の あるかはしらず 鳥居居る」
何かの役立つようにとか、目的を持って本を読むのはおカド違いというものだ。それではせっかくの面白い本も、面白くなくなってしまう。本を読むことに何の意味を求めない。純粋に面白ければそれでいい。それが私の読書の理想だ」
私もこのトシでは偉くなろうと思って本を読んでいません。死ぬまでの時間潰しです。後何冊読めるか知りませんが、寝転がって本を読みながら、いつの間にか死んでいるのが私の理想です。最近私は電子辞書を買いました。この読書録を読み返してみても、間違いの漢字がよく出てきます。いまさら直す気にもなりません。これからは間違いのないように辞書でも引いて書いてミスを少なくしないといけません。この電子辞書は高校生向けです。そこには塾教師の古文や漢文の手ほどきがついています。受験勉強にはある種の技術があることがわかります。効率的に少ない文献を解釈することに徹しています。闇雲の読んでいても高い点はとれません。私は若いときから漠然と気の向くまま読んで、それを記憶するということがありませんから、これでは難関大学に入ることは出来ません。将棋を趣味にしていますが、高段者になれないのも、こうしたやり方は無駄が多くて、目標に達することが出来ない方法だとわかります。私は悔し紛れに、若くして目標に達したら、次に何をするかわからないので、わざと目標に達しないようにしているのだと、言い聞かせています。そろそろ死が近づいていますが、いまさら目標に達しようなどと気などありません。高い富士山に登るよりは、麓のところであっちこっちふらつくほうが私のき気質にあっています。
現在の朴韓国大統領はあっちこっちで日本を非難し回っています。日本を非難のターゲットにして、自国民の内政の不満をそらし、政権の維持を狙っているのだと解説する人もいます。この本を読むと、朴韓国大統領は李朝末期の閔妃(みんひ)にオーバーラップしてきます。李朝最後の王・高宗の妃ですが、自分の権力維持のために、最初は日本に頼り、その裏では中国の清にも通じ、清が列国に蹂躙されると、ロシアに寝返ったりしています。
もともと李王朝の初代・李成桂は高句麗から寝返った武将です。明と敵対していた高句麗の王を簒奪し、その足で明に使者を送り、「柵封」を受けます。要するに明の家来になったということです。明から清に変わっても中国の属国として、「独立国」としての態をなしていません。だから中国から使者が来ると、王自ら西大門に出向いて、平伏叩頭して出迎えます。中国に頭が上がらぬ腹癒せを自国民に向けます。両班たちは過酷に自国民を絞り上げます。日本における「生かさず殺さず」という状態よりもっとひどいものです。なにせ両班・貴族たちは労働するということが最も恥ずべきこと教育されています。タバコを吸うにも、キセルを奴婢に持たせて、寝転がって吸っているのです。かれらの基本教養「儒教」では正しく読み取って、「孝」を中心に据えていますから、親を敬うことから、先祖供養にいたり、身内ひいきの社会を作ることになります。日本ではこの「孝」を「忠」に変え、少しは社会的な広がりがありますが、朝鮮ではこの「孝」で、閔妃のように自分の身内を重要なポストにつけることになります。自分や周りだけがいい思いをして、他のものはどうだっていいのです。このような贅沢な生活を維持するために、他国にその承認を求める傾向がもともとこの国にはあるのです。自国民と一緒になって苦労してこの国を盛り上げていこうという気概などありはしないのです。
かつて朝鮮がしていたことが今の日本にもあると崔は忠告しています。中国の顔色を伺いながら身内の繁栄だけを願った李王朝は、アメリカの犬としての日本と瓜二つである危惧しています。