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お客さんで東京から香川まで格安往復航空券5000円を使って、それからレンタカーで広島に来た人がいました。また別の女性はこの三月、関空から行くと2万円の費用で台湾へ旅行が出来るということで予約しています。いまどきの若者は合理的な考え方をしています。無駄なゼニは使いません。飲食業にしても、飲み放題食べ放題3000円を経験すると、私のような店には来ないでしょう。土曜日には流川には若者であふれかえっていますが、私の店には入ってきません。腹が一杯になって、このあたりを散歩しているだけでしょう。老人の私も若者に見習って、格安の料金で旅行をできることを調べようと思いました。この青春切符も一回2300円で、東京から九州小倉まで行けるそうです。新幹線だと18160円になります。ただし青春切符では朝の5時ごろ東京を出発し、小倉に着くのは真夜中の0時03分です。その間普通電車や快速電車を乗り継ぎます。そこまでしなくても、気楽に普通電車を乗り継いで、途中下車などして、きままに旅してみたいものです。ただしこの青春切符は利用期間が一ヶ月ちょっとで、この期間内に5枚の券を使い尽くさねばなりません。一泊して帰ると2枚の券が必要で、最後一枚は残るようになります。一ヶ月間に二度も旅行は出来ないわけではありませんが、せめて3ヶ月間の余裕があれば、ゆったりと旅行の計画が立てられます。一ヶ月間だと慌しい。でも一日かかっても2300円で東京まで余裕で行かれるということは何とも魅力的なことではあります。
明治の博覧強記の男・南方熊楠はキューバを放浪中、チャリネサーカスに拾われて、象が乗る碁盤を出すアルバイトをしています。チャリネサーカスには何人もの日本の芸人が雇われていました。南方熊楠はこれらの芸人に対して自らの語学力を生かして、手紙を読んだり書いたりして、小金をもらっています。イギリスに渡った後も、熊楠はサーカス芸人の美津田滝次郎と頻繁に会っています。最近の日本の若者は海外に出て勉学でも仕事でも活躍しようとする人が少なくなっているようです。エール大学の日本の留学生は2013年には一人しかいなかったようですが、韓国や中国は何百人も留学しています。明治時代では熊楠のような個人留学する人も、官の肝いりで留学する人も、これらサーカス芸人のような人も結構多かったように思われます。もはや海外で何も学ぶべきものがないという人もいますが、世界の共通言語は英語なので、世界に打って出ようとするなら、英語を自在に操れるようでないと無理でしょう。減少する日本人相手だけの商売ではおのずとジリ貧になるでしょう。
明治のサーカス芸人にはロシアに妻子を持ち根付いた人もいます。しかしこれらの子孫はロシア革命やスターリン時代に辛酸をなめたり、反逆罪で銃殺刑にあった人もいます。世界史に載るような人の話ではないけれど、しがない旅芸人の足跡をたどっていって、綿密な考証を続ける奇特な人も世の中にはいるのだということに感心します。
「安田喜憲・一万年前」で「温泉に入ることを拒否する珍事」とは何のことかと私は書きましたが、店に来たお客さんから、よく温泉の入り口には「刺青のかた、お断り」という立て札が立っていて、要はヤクザお断りなのですが、唇に刺青をした「ニュージーランドのマリオ」の人々も刺青をしていることで一律に入浴拒否をされたという意味だと言われました。この文章から、最近日本人は温泉に入ることも嫌いになったのかと私は思っていたのです。何ともしょぼい読み方をしていたものです。
アメリカ人の46%が「福音主義もしくは再生派キリスト教徒」ということで、大統領選挙でもこれらの人を無視することは出来ません。レーガン大統領のようにコチコチの聖書原理主義者もいます。ソ連を「悪の帝国」といい、占星術師などをブレーンにいれていたレーガン体制は一歩間違えば、核戦争を引き起こしかねない状態でした。最近ではブッシュ大統領が「悪の枢軸国」と言ったりしています。これら「悪・・・」はヨハネの黙示録にある文言です。
簡単に黙示録を解説すると、キリスト教者だけが助かり、あとはみな地獄の苦しみの中で皆殺しされるということです。この殺戮が起こる前にキリスト教徒は「携挙」といって、天使などに手を引っ張られて天国に行き、この殺戮を天国から鑑賞できるようになるそうです。
なぜアメリカがイスラエルを援助するかというのは、この黙示録によると、かつてローマ帝国から追い払われたユダヤ人の聖地を、再びユダヤ人が回復すると、「最終戦争」が勃発し、最終的にはキリストを見殺ししたユダヤ人もその他の異教徒も「ホロコースト」にあうというのです。アメリカのキリスト教徒はユダヤ人に好意を持っているわけではありません。聖書どおり解釈すると、ユダヤ人がイスラエルの地で失地を回復した後、ハルマゲドンが起こり、キリスト教徒はその前に天使に引っ張られて天国に行き、これらの殺戮を天国で、まるで野球を見るように、高みの見物ができるという教えなのです。このような考え方はドイツのアウシュビッツにも、広島長崎の原爆投下にも反映されています。何とも手前味噌的な考え方です。
『「千年王国運動は陰謀論的思考に陥らざるを得ない。というものも彼らは世界を善と悪、救われる者と地獄に墜ちる者に厳密に二分するからである。悪は耐えざる脅威をうみだす。これを除去するのは、歴史の最終的完成のみである」だが、ブッシュ父子の例に示されるように、誰が悪で誰が善なのか、救済に与えるか地獄に墜ちるのかという問題は、全く見る者次第なのである』
だから我々アジア人はアメリカの敬虔なクリスチャンと思って信頼していたら、あとでとんでもないしっぺ返しを喰らうことだって考えられます。
「貧すれば鈍す」という諺通りなるそうです。収入も減り、アメリカの一流の大学などへ子供を入れることができなくなり、東大も大学のランクを段々落として行き、優秀な人材はいなくなります。いてもこれらの人は、まるでマー君のようにアメリカにスカウトされて行きます。裕福な人も今現在日本にいることよりはもっと豊かな国に根を下ろそうと考えています。老人ばかり増えて、国も借金でどうにもならなくて、何一つ新しい産業とかは創生されません。活力もありません。あるのは年金生活者と生活保護者たちだけです。そのうち3000年頃日本人は一人もいなくなります。
世の常として栄えるものはやがて衰えるのです。オランダ、ポルトガル、スペイン、イギリスすべて同じ道をたどりました。今、盛者の中国もやがて日本と同じ道をたどるでしょう。
アメリカはどうなのか?アメリカは唯一先進国の中で人口が増えています。それは移民を引き受けているからだそうです。おまけに世界標準貨幣ドルを持っているから強いといえます。もし日本などがアメリカ国債を売り払おうとすると、軍事力で阻止するでしょう。数字の上では日本は債権国ですが、中身は紙グズを持たされて、自身は貧乏であえいでいるということになります。
解決策はあるのでしょうか?今のところ何もありません。移民を受け入れればいいといっても、その後のことを考えると気が重くなります。気の荒い連中が入ってきて、ギスギスした社会になるのもたまりません。
湖の底をボウリングしその土を採取して、そこに含まれる花粉とかいろいろな内容物で、その当時の気候などがわかるそうです。連続的に採取していますから、どのように変化したのかもわかります。これを「年稿」と呼び、樹木の年輪にたとえられるでしょう。東アジアの稲作漁労採集文化のほうが麦作牧畜文化よりは地球に優しいと断言しています。牧畜などでは広い草原が必要になりおのずと他国を侵略するようになります。その点漁労ではその辺にいる魚を取るだけですから、戦いなど起こらないと言っています。だから縄文人は平和に暮らしていただろうと推定しています。どうも私には安田先生は思い込みの強い人だと思われます。縄文人だって縄張り争いはあったでしょう。縄文人が人間として理想的な暮らしをしていたとは思われません。
この本の中でも意味不明な文章に出会います。
「地球上には、文字よりも言霊を大事にして文化が無数に存在する。そのシンボルが、抜歯であったり、刺青であったり、お歯黒だったのである。ニュージーランドのマオリの人々も、口の周囲に刺青をし、我々日本人と同じ言霊の文明の伝統をもっている人々なのである。そのことをすっかり忘れた日本人が、温泉に入ることを拒否するという珍事が、2013年には引き起こされた」
「温泉に入ることを拒否する珍事」とは何のことでしょう?