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クリス・ガードナー 幸せのちから

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クリス・ガードナー 幸せのちから


アメリカの黒人の、這い上がって金持ちになる実話を、途中、おお、負けるなよと言いながら読みました。子連れのホームレスの黒人がフォーブス世界長者番付で400位に到達しないが、その程度まで大金持ちになったのです。歌かダンスか運動選手かくらいしか成功の道はなかった黒人が経済界でも成功したのですから、快挙といえるでしょう。証券会社とか投資会社とかは一流の大学を出て、MBAの資格を持ったものしか入れないのかと思っていましたが、ここでも熱意が通じたのです。クリス・ガードナーが子供を押し付けられ女房が逃げ去ったときに、ちょうど株屋の会社の面接があったのです。仕方なくジーパン姿で面接しましたが、そこの社長も三度も離婚した男で意気があったのでしょう。採用されます。クリス・ガードナー はこの世界に入る前は医療品のセールスマンをしていました。ある日、「真っ赤なフェラーリ」に乗った男と駐車場で出会い、自分の車を出してその男に譲ったのです。その時彼はフェラーリの男に何の仕事をしているのかとききます。その男は株の売買をしていると答えました。それでクリス・ガードナーもそれをやろうと思い、何度も面接を受けますが、落とされます。最後に幸運にもそのような社長のおかげで受かります。日に200回ほどの電話セールスのノルマをかせ、同時にフェラーリの男のようにできる男の仕事の仕方を観察し真似るようにします。この間幼児を抱え、ホームレスで、よくこの苦難を乗りけれた思います。
クリス・ガードナー自身の幼児期、少年期も苦難に満ちたものでした。暴力的な継父に恐怖を感じる毎日を過ごしています。母親は二度も刑務所に入っています。一回目はこの継父のチクリで生活保護法違反、二度目はこの継父を殺そうとした殺人未遂、ところがこの継父は母を角帽で殴り瀕死の重傷を負わせたが、刑務所には入ることがなかったようです。このような状況下で高校を卒業し、海軍に入り、衛生兵になります。そこでの仕事熱心さで、医者の助手の職に就きます。何年か後医者の資格を取ろうとしたのですが、法律が変わり、無理だとわかります。それで医療品のセールスマンになったのです。結婚して子供もできていましたが、嫁は医者になれないと思うと途端に冷たくなり子供を押し付けて逃げ去っていきました。あとで彼が成功して、よりを戻そうとしますが、彼は受付しません。ところが、二人の間で娘も作ってしまっています。まあ、いろいろなことがあるということです。
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