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今までの悪行がたたって、パラノイア的見方(偏執的な考え方)、やられる前にやってやろうとする銃による大量殺人、アメリカの白人層にこうなる人が多い。悪行とは、インディアンの殲滅、黒人奴隷の導入、フィリッピンでの虐殺(だから現大統領ドゥテルテは白人の馬鹿たれどもと発言している)、メキシコからの領土の略奪、近隣諸国への謀略・要人暗殺、日本への原爆投下、ベトナム戦争等々。普通だったら良心の呵責から反省するのが当たり前のはずですが、アメリカの白人層は今まで皆殺しにしてきた者たちがヴァンパイやーのごとく甦ってきて、精神を苦しめるので、それらが自分たちの犠牲者だったとは考えなく、反対に自分たちを攻撃する悪魔として取り扱い、映画ランボウのような英雄を作り出し、もはや亡霊に過ぎないものを再び殺しまくっているということになります。単にそれが精神的な内に留まっているなら問題ないのですが、被害妄想で切れた白人の若者が銃をぶっ放して多数を殺したり、黒人の反逆を恐れて、死に至らしめるほどの暴力を振るう警官などが出てくることが問題なのです。
最後にジェーシー・ウォーカーはこう締めくっています。
「物語を紡ぐときに罠に嵌ることがある。確証バイアスとセレンディピティが組み合わさって、自分が作り上げているストーリーがかならずしもこの世界を映してはいないということに気づかないかもしれないのだ。陰謀論がとくに魅力的に映るのは、私たちがパターンの裏に知性を見るからである。・・・それでもパラノイアの害悪を抑えることができる。自分たちと異なる人々に対して共感をもつよう心がけることができる。・・・恐怖心に満ち、とかく誤りを犯しがちな自分自身にも懐疑的---深く深く懐疑的であらねばならぬ」