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ツィオルコフスキーは1857年生まれ、1935年78歳で亡くなる。ロシアのロケットの父と言われています。1957年に打ち上げられた世界最初の人工衛星スプートニクはツィオルコフスキーの生誕100年記念でもあったのです。この頃はまだ共産主義が輝いていて、やがて資本主義に取って代わるだろうといわれていました。みなが労働して公平に分ける世界が到来し、飢えることもない。ところが内実、ソ連の第一次の5ヵ年計画うまくいったのですが、2次、3次となると勢いがなくなります。農業の集団化もいくら働いても収入が増えるわけでもないから、みなが手抜きをし始めます。人間、欲が高まらないと仕事をしないということです。工場でも親方日の丸でなくて「赤旗」ですから、さぼりにさぼりまくります。これでは生産性など上がるはずがありません。アメリカとの対決上、ロケット産業や兵器産業には投資をしますが、あとはボロボロです。ロシアには長年農奴という、暴君の下で耐えられる我慢強い人民がいるので、めったに革命を起こりませんが、起きたらこの前のスターリンのように2000万人くらいの犠牲者がでます。現在のプーチンの毒殺者くらいの暴君では革命を引き起こすほどの耐え難い状況ではないようです。
ツィオルコフスキーのこのSF小説ではこの太陽系に人間に似た宇宙人を描いていますが、残念ながら、この太陽系内では宇宙人はいないようです。