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一ノ瀬俊也 飛行機の戦争 1914-1945

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一ノ瀬俊也 飛行機の戦争 1914-1945


    私たちも高校生になると日本軍部の頑迷さに腹立たしく思ってきました。巨艦主義を貫き、無駄死にさした戦艦大和を情けなく、哀れに思ったものです。日本が最初にイギリスの巨艦2隻を飛行機で撃破したのに、その教訓を生かせずに、飛行機なら数千機作れるところを、巨艦を2隻作ってしまって、それら巨艦は何ら活躍する所がなかった。なんて戦前の連中は状況が読めなかったのだろうと思いましたが、この本を読んでみると、海の見えない長野の村長の日記があって、海を隔てたアメリカとの戦いであっては、飛行機の時代であって、大いに飛行機を生産すべきと書いているのです。この人だけではありません。多くの人々が、街の小僧だってそう思っていたのです。もちろん飛行機も作りましたが、結局はアメリカより生産量が足らなかったということです。つまり国力がなかったのです。現在もドイツに抜かれ世界で4位になりましたが、じきにインドに抜かれ、インドネシアに抜かれるでしょう。これからは日本は介護先進国として、ボケ老人を介護するロボットの開発に専心しないといけないでしょう。

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