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中川良隆 娯楽と癒しから見た古代ローマ帝国史

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中川良隆 娯楽と癒しから見た古代ローマ帝国史


     「パンとサーカス」の古代ローマ帝国史の中で、これでは長く持たないだろうと当時の識者も言っていましたが、穀物の無料配布の
BC58年からAD537年もローマ帝国が続いてきたというのは、結構この政策は的を得たものであったということを証明しているのではないでしょうか。経済とはカネが回ることであり、ただ貯めるだけでは閉塞してしまいます。ベイシックインカムのように、カネのない人にはカネを与えて消費を促さないといけません。人体と同じで血液の廻をよくすれば自ずと元気になるのです。一部の者だけが巨万を得ても社会を脳梗塞を患うだけです。命のやり取りをする剣闘士の試合はさすが今日ではできないが、スポーツなどでその代用ができる。テレビも映画も面白いものを作っていけば、革命とか反乱とかで社会が混乱することはないだろう。血なまぐさい暴動が起こるのは独り占めの権力者と食えなくなった民衆の社会です。愚衆の社会であっても殺し合いのない社会の方がいい。

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