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宮崎一定 史記を語る

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宮崎一定 史記を語る


    これは2週間前に読んでいます。ボケが始まっているのでしょうか。同じようなことを書いているなと思いつつ最後まで読みました。前回は将棋に纏わる中国の歴史のことをブログにあげています。

今回は中国人の「時間」に対する思考についてです。1年は春夏秋冬と4季に分かれます。これが「起、承、転、結」となると宮崎一定は言っています。弁証法では「正、反、合」で、「承」にあたるものがありません。中国の歴史を見ると、弁証法よりは、「起、承、転、結」のほうがあたっているようです。ある王様が政権を建て、つまり起、それから驕り高ぶり女狂いをし、つまり承、それに対して反対者が起こり、つまり転、最後に王様が殺され新しい王様が出現する、つまり結ということです。

1979年出版のこの岩波新書の値段は320円と記されています。この40年間で3倍近く上がっています。世の中いつの間にか変わっていくということがよくわかります。このコロナウィルスも過剰になた人間の淘汰をすすめ、適当な規模まで抑える天の配慮かもしれません。

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