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小長谷正明 世界史を変えたパンデミック

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小長谷正明 世界史を変えたパンデミック


    去年出版された本です。時期を得た商才に富んだ本だといえるでしょう。二度あることは三度でも四度でも五度であるもあるということです。それ以上に人類は多くの病原菌やウィルスに侵され、その都度免疫をこしらえて永らえてきたということになります。中にはミトコンドリアのように他のバクテリアが人間の細胞の中に居座ったものもあります。敵対するもの共存するもの、いろいろあったということになります。

今度のコロナはペストのように致死率は高くありませんが、世界中に広まっているということで問題なのでしょう。国際化の中で人の移動が盛んになったことで蔓延したという人もいます。ペスト菌もモンゴル族の元が雲南省を征服し、そこの風土病であったペスト菌に感染し、元が他の国を征服するごとに広まっていたということになっています。人間、赤の他人との接触が一番危ないのかもしれません。アメリカインディアンも中南米のインディオも西欧の細菌まみれの西欧人と接触し、天然痘など発症し、民族の力が弱まったということになっています。お返しに梅毒というインディアンの風土病を西洋人にうつしました。うつしたというより、西洋人男がインディアンの女たちをレイプしたので、そのバチがあたったのでしょう。

日本も江戸から明治に変わるとき、コレラという病原菌が猛威を振るっています。世情穏やかにならぬ時には必ずや天変地異が起こるのでしょう。地震や津波もこの時期おこっています。このコロナ禍南海トラフとの地震が起こらねばいいがと願っています。第一次世界大戦中にスペイン風邪がはやったように、このコロナ禍台湾海峡で中国とアメリカが戦争し、そのトバッチリが日本にやってくるかもしれません。これはコロナ以上に致死率が高いといえましょう。

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