日本は「男女平等指数」では世界で１２１位でありました。フィンランドでは閣僚の大多数が女性であります。韓国や中国にも負けています。国会議員での女性の割合は１０％、企業などで女性の社長などあまり見当たりません。明治以降与謝野晶子、平塚らいてう、山川菊枝、市川房江など女権拡大に頑張ってきましたが、この国の男たちはことごとく邪魔して今日に至っています。現在では日本の女性はしらけきっていて、男をATMくらいとしか思っていません。それか英語にかこつけて、海外に逃亡し、あわよくば白人男性とカップルになりたいと思っている女性も多い。ところが昨今のヘイト問題で、アジアの女性は殴られたり蹴っ飛ばされています。会社に入っても出世することはなく、結婚しようとしても男たちの収入は現在韓国にも劣る給料しかもらっていません。とも稼ぎするしかありません。明治大正と日本はほとんど貧乏人ばかりでしたが、戦後の高度成長時代に一時期に専業主婦層ができました。内実は節約節約で大変だったのですが、働かないでも生きることができました。ところがこのようなことはあっという間に過ぎ去り、再び日本は貧乏国になり、このコロナ禍で女性は収入を絶たれ、自殺する人も出ています。

この際アメリカの「アファーマティブ・アクション」を取り入れ、女性の国会議員を５０%
にするために、選挙で女性に対する優遇処置をとるべきです。やはり政治を変えていかないと、女性の地位も変わらないのです。女性は視野が狭いとか、頭が悪いとか言っても、それを言う日本男子も視野が広いとも言えないし、頭がすこぶるいいとも思えません。どう見ても今の政治は愚衆政治なのですから、議員を半分入れ変えて、経過観測をしてみてはいかがとか思います。