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山本展男 裏中国史 墓どろぼうは金持ちの道

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山本展男 裏中国史 墓どろぼうは金持ちの道


日本では古墳泥棒とか墓泥棒などきいたことがありません。その中にはあまりたいしたものは入っていないからでしょう。大切なものは正倉院のようなところにしまっておくでしょう。中国人には来世というものがあり、そのためには土葬をします。焼くと灰になって実体がなくなり、来世では生きていけなくなると思っています。来世でも豊かな生活ができるようにと、金銀財宝を詰め込みます。これを極限にまでやったのは秦の始皇帝です。いまだに発掘中ということで、その規模の大きさがわかります。皇帝がそうなのですから、臣下も負けていません。賄賂を取り上げ、孫三代以上何もしないでも食っていけるほども財産をため込みます。墓も豪華に作ります。何しろ中国は西暦以降ずっと清朝末期まで経済成長のトップを続けていたから、世界から物品が集まり、贅沢の極みをとげます。清の西太后は自分の庭を造るために海軍の予算を横取りし、それで日清戦争で負けたほどです。
共産党政権になってもいまだに墓泥棒がいます。ということはまだまだ多くの墓が埋まっているということです。捕まったら銃殺です。にもかかわらず多いということは、とりわけ中国人は金品に魅せられる民族といえるでしょう。それも儒学を学んで、科挙に受かり役人になった人ほど、金銭に汚くなります。中には清廉な人士もいましたが少数です。現共産党政権下でも、中国人の性格は治っていないようであります。
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