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沖縄県のヤンキーとそれらと関わりあう少女や女性たちをフィールドワークした社会学の本です。沖縄県に関わらず、どこでも先輩後輩の序列の関係がこのヤンキーの世界では重要な意味を持っています。暴力の支配です。沖縄県では産業らしきものはなく、基地関係か、夜の業界か、解体屋などの建築産業くらいです。ヤンキー関係が、特に解体業界などに入ってきています。やはり先輩が後輩に暴力をふるっています。どの業界も景気が悪く、パイの取り分が縮小し、男は無職になり、パチンコなどしています。キャバクラで稼いできた女房のカネをむしり取るのですから、ケンカは起こり、ここでもまた暴力の発生です。離婚も多く安定的な家庭はできないようです。底辺の人たちはこのような世代が何世代も続くのです。
最近ベトナム実習生を箒で叩いている建築業界の日本人の動画が出ていました。なんとも情けない。韓国やアメリカやロシアや中国から第二次世界大戦の反省がなっていないと言われるでしょう。どうも日本は、見せかけは豊かそうに見えますが、内実は貧窮の極みに達しているのではないかと思われます。もともと日本人は貧乏性の塊で、「もったいない」というのもその一つの表れで、とかく他人が豊かになることが最も腹が立つことなのです。ベトナム人ごとぎが、と言って殴るようでは、国際社会で指導的な立場をとる国ではなさそうです。