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村澤博人 美人進化論

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村澤博人 美人進化論


     「いじわるな遺伝子」で美男美女はシンメトリーの高い人で、シンメトリーが高いということは健康的でもあると解説していました。歪んだ顔や不揃いな手足はもともと遺伝子が悪いのか、環境が悪かったのでそうなったかもしれない。男も女も美男美女に向かうということは、健康的な子孫が残せるだからということです。しかし日本の歴史を見ると、奈良時代や平安時代の下膨れの女官たちの顔は今ではそんなに美人だとは思われません。お多福のようであり、古代はこれが美人だったのでしょう。それなりにシンメトリーもとれているのでしょう。江戸の浮世絵になると長い細い顔になります。これくらいになると今の感覚からでも美人だといえます。ただし目が細いので現代的な美人とは言えません。最近になってえらく目がぱちくりした女性がテレビによくでてきますが、これは日本人の体質が変わったのでしょうか?それとも化粧法なのでしょうか?日本の少女漫画などでは目がありえないほど大きく画かれていますが、これは幼稚化をあらわすようです。アメリカの人形と日本の人形を比較すると、明らかに日本の人形の方が幼女ポイ形をしています。村澤博人によりますと、これは、アメリカ人は子供にはやく「一人前に」「成熟した」人間になれと教育しているのであって、反対に日本では特に女性に対して「可愛いままで」あってほしいというあらわれなのでしょう。

三国時代の魏の曹操は女性の眉を一本に繋げたお触れを出したということで、当時の女性は眉と眉の間を墨でも塗っていたのでしょう。現代でもウィグル族や西トルキスタンの女性は眉が一本線になっています。

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