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許広平は魯迅の第二夫人です。朱安という正妻がいますが、魯迅の母と一緒に北京の魯迅の弟・周作人の家に住んでいます。魯迅と許広平は上海に住んでいます。周作人の家は実家を売り払って弟と共同で住むため魯迅が買ったものですが、周作人の嫁、日本人の羽太信子との折り合い悪く、追い出されたようなものです。この羽太信子という女性は周作人が日本に留学して、下宿していた家の手伝いをしていた女性です。ところが周作人と結婚して北京に来ると、当時の日本の勢いを傘に着て、贅沢三昧。魯迅がほとんどこの家の経費をまかなっていたのですが、買うものは全て日本製、女中など6,7人も雇っているのです。日本では貧乏していたのに、中国に来る大尽ぶり。わがままが通らないと気絶するふりをします。おまけに中国人を馬鹿にするのです。魯迅の妻・朱安がおとなしいとみるや、この家の経済の実権を握り、魯迅の出す金のほとんどを自分の贅沢のために使います。おまけに日本の羽太の実家までも魯迅からの援助を当てにしています。読んでいて恥ずかしくなった。現在もそうですが、日本人は欧米には卑屈な態度をとりますが、アジアにはでかい態度をとるということがよくわかります。中国にはほとんどのものが追い抜かれ、韓国にも追い抜かれつつあるのに、いまだにあげつらうような、中国や韓国についてのニュースを流したりしています。これから先羽太信子のように気絶するフリをしても自分たちの要求が通らないことを肝に銘じるべきです。