トランプ支持者がホワイトハウスに侵入し、4人が撃ち殺されていました。過激な白人至上主義者の人々でしょう。プアーで恵まれない白人層はトランプだけが再び白人支配のアメリカを作ってくれると思っているのでしょう。しかし白人とカラーの人口比をみても、徐々に拮抗しつつあり、やがてカラーのほうが多くなる勢いです。散々今まで白人層はカラーをいじめ抜きましたが、これから先復讐されるのではないかと思い、銃を買い、白人専用の町を作って引きこもりを図っているようです。
議員の数ではやはり白人が多く、バイデン大統領では副大統領にヒスパニック系の女性を立てていますが、飾りのようなものです。政治の世界では白人層がスクラムを組んで、カラーなど立ち向かえない状態が続いています。政治家への献金の橋渡しをするロビイストもほぼ白人だらけです。日本の業界もロビイストにカネを渡し、便宜を図ってもらっているようですが、カネをむしりとられるだけで、ロビイストにいいようにあしらわれているのでしょう。この本ではアメリカインディアンが経営するカジノの再開で、ロビイストにカネだけ取られ、カジノの再開などできなかった事例が出ています。日本の政治家と同じでアメリカの議員も金の多寡によって働くか働かないかを決めるいやらしい人間が多いということです。アメリカインディアンを騙したロビイストはメールでインディアンのことを「猿」「モンキー」と言っていましたが、日本人も多分そういわれていたでしょう。