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地球の天変地異は我々が属している天の川銀河に関係すると言ったのは、ロシアの科学者で、ノアの箱舟や紅海が割れたのもイナゴの大群もすべて銀河の回転により周期的にそのようなことが起こるのだといっていました。聖書を出してものですから、まともな科学者とは思われなく、奇抜な考え方を出した空想作家と言われました。この本を読むと同じことを言っています。3000万年ごとに大量絶滅が起こるのは、太陽系が天の川銀河には4本の足があって、足の部分と足でない部分、今でいうところのダークマターが密な部分と密でない部分を太陽系が通り抜けるので、密な部分でエネルギーをもらって、隕石の落下が多発したり、太陽の活動に影響を与えて寒冷化や高温化が発生するのだということです。この夏暑かったけれど、人間の活動ということもありますが、それ以上に大きなメカニズムが働いているのではないかと思われます。
スポーツは体に悪いということは、大谷翔平のことを見てもわかります。プロの選手はみなケガで泣かされています。この小説の言う通りです。歳をとった人間はマラソンなどしてはいけません。「健全な精神は健全な肉体に宿る」というのは大ウソです。この小説ではバスケットボールで背の高くなった選手などアホしかいないと言っています。「大男総身に知恵が周りかね」を下敷きにしているのですが、ちょっと言いすぎの感があります。けがをしても大谷翔平はたいしたものです。今日は満場一致でMVPが決まりました。おまけに10年間で900億円の給料だと噂されています。年間90億円。日本全国の小学校にグローブ三つをプレゼントすると言っています。日本の金持ちも大谷翔平を見習ってほしいものです。
この前歌舞伎町で「こらー、ふざけんなぁ、ぼけ!」と叫んで女がホストを刺す事件がありました。女はホストに1800万つぎ込み、おまけに病気になり、人生めちゃめちゃにされたと言っています。ほかにも「いただき女子りりちゃん」というものがいて、男をだまして2億円ものカネを受け取り、これもまたホストに貢いでいます。それでナンバーワンのホストの本を読んでみようとなったのです。でも出版社は朝日新聞で、チャラチャラしたホストの本を出すような会社だとは思われないのですが、読んでみますと読書家で早稲田大学を卒業しています。私は読書家や金儲けのうまい人は即尊敬しますので、大いに謹んでこの本を読みました。信長がホストで一流なら、女に刺されたホストは、1800万円貢がせた割にはレベルが低いと言えます。「りりちゃん」のホストは1億以上貢がせたのは金銭的には優秀ですが、逮捕されたということで一流とはなりません。でも将棋が四段だそうで、ほんとかどうか知れませんが藤井聡太と将棋をしたと言っています。世の中にはいろいろな人がいて、孤独な老人を楽しみさしてくれます。世の中で一番必要な人は楽しみを与えてくれる人かもしれません。
長谷川一夫は映画会社を移った際にチンピラヤクザから顔を剃刀で切られました。黒幕がいたのですが、長谷川一夫は敢えてその捜査をしないようにと要望していました。警察は被害者からそのようなことを言われて操作を中止することはないと思われますが、結局黒幕ははっきりと名指しされませんでした。はわかっていたのでしょうが、昔のことですから、いろいろなところを配慮して、被害者も捜査してくれるなということで曖昧にしたのでしょう。この本からも息子はその黒幕を知っているような気がします。昔の映画界はヤクザが取り仕切ったところもありますから、結構危ない業界でもありました。映画会社の社長などその傾向のある人物がなっていることもありました。
長谷川一夫は最初の妻は歌舞伎役者の中村雁治郎の娘、二度目は新橋の芸者。成年と季子が最初の妻産んだ子、稀世が芸者の子。妻が二人もいるということは何かと問題になります。特に芸能人のように多く稼ぐ人には死後の相続で問題が起こります。カネはないとそれなりにこまりますが、あればそれなりに頭を悩ますものであります。
事大主義という言葉は福沢諭吉が最初に考案し使っています。当時福沢諭吉は朝鮮の独立を援助するため、金玉均や朴泳孝ら近代化促進の政治家を援助していましたが、今まで通りの大国清国に頼る旧来の政治家たちによって駆逐されます。金玉均は上海で暗殺され、切られた首が朝鮮に送られています。このような状況から福沢諭吉は朝鮮の「寄らば大樹の陰」でよしとする、独立して自ら考える政治をしないことで事大主義の国と言ったのです。
明治が終わり大正時代になると、大正デモクラシーが起こり、普通選挙が始まったが、大衆は力のある者に寄り付き、日本人こそ事大主義者でなないかという批判も出ました。ところが大正昭和と時代が進むにつれ、軍部が台頭し制御しきれなくなります。考えることもなく付和雷同の国民だけだと、悲惨なカタストロフィー起こるということがこの第二次世界大戦でわかりました。
敗戦後大いに我々の事大主義に反省をしましたが、高度成長時代からそのことを忘れ、世界をまた侮蔑するようになり、再びアメリカによってバブルをはじけさせられて、シュンとなります。