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ビル・トッテンの先祖はもともとノルウェイにいて、バイキングになってイギリスを征服した民族です。アングロサクソンと称して強奪文化を持ち今でも世界に君臨している人々です。民主主義と言っても自らを利するしか興味がありません。イスラエル・パレスチナの戦争ももとはといえば、第二次世界大戦中のこれらヨーロッパやアメリカの先進国のその場限りの嘘の約束からです。アラブにはうまいことを言って、その言うことと反対にいつの間にかユダヤの国をその地に作ってしまったのです。ウクライナ戦争も日本はいちいち口を出す必要はない。勝手にやらしておけばいいのです。かつて韓国や中国と関わりあうと日本は不幸になると言われましたが、これら先進国と関わりあっても不幸になります。やがてロシアはアメリカの番犬になっている日本に憎しみを持ち、核爆弾をウクライナに落とすべきところを日本に落とすかもしれません。アメリカだって日本に原爆を落とすことにいささかも躊躇することはなかったのです。ウクライナに落とすには近い民族なのでためらうことでしょうが、日本に落とすにはロシアはアメリカと同様にためらうことはないでしょう。日本が消滅して、世界は悄然として目が覚め、やがて平和が訪れるというシナリオが考えられます。この際日本が犠牲になって消滅したが、これは仕方ないことであって、感謝のつもりで日本デーを制定し、それでチョンで終わるかもしれません。
富安風生:役所ではよく海外に留学することを命じられることがある。風生も逓信省で1年間海外視察をしている。目的はあるのだが、視察の成果を何かに書き留めて書くということはなかった。最近でも女性国会議員がパリのエッフェル塔の前で飛び上がってうれしがっていたけど、これも視察という名目で、単に遊覧がてら旅行をしていたのであろう。もしも公費でも出ていたなら問題であろう。風生は戦前であるので、役人にはほしげもなく予算を使っている。高級国民にはたっぷりと予算を回し、下々の者には、カネを与えて援助するという気持ちはなかったようだ。
川田順:一高に入学できたのも、彼の親戚に一高の教授がいたからで、昔はこのようなことが度々あったのでしょう。それから順調に東大に入っています。今でも私立など大いにあることでしょう。
西條八十:天婦羅屋をやったり、株屋をやったりしています。フランス語教師もなったりしています。歌謡曲で印税を得られるようになったのはこの人のおかげです。
長谷川如是閑:中学3年のころアメリカに行って英語でも学ぼうとしています。明治の中頃で
アメリカに行って皿洗いをしても成功する人はあまりいないというと言われていました。いまでも皿洗いをして英語を学ぶという人がいるかもしれませんが、まさしく成功する人はいないようです。麻薬や覚せい剤のとりこになる人が多い。
尾崎士郎:中学生ころから投書をし、ある有名な作家にも手紙を書き、その人から「尾崎老兄」と返信をもらっています。当時の写真を見ても生意気そうな少年です。
水原秋櫻子:医者の息子で当人も東大医学部を出て医者になります。最終的には俳人。一高の野球部は地下足袋でスパイクなど穿いていませんでした。
大仏次郎:兄が野尻抱影。自分の欠点を言っています。「我慢と辛抱がない。町育ちだけあって才気はあるが多少オチョコチョイで地方で育った人間のように重厚なところがない」
林房雄:戦後のパージで苦労しています。当時は共産党の天下で、戦前軍に協力した作家などの書いたものを新聞や雑誌に載せない運動をしています。GHQのケーディスと殴り合いになる一歩手前までなったこともあります。
平安時代は安定していて、貴族たち、その大本の天皇家も荘園を多く持ち、京都に居ながらにしてそれらの富を享受していまいた。荘園には守護代を雇い、その経営を任せていたのです。時を経て、その守護代が力をつけ、武士団を形成し、京都で安楽に暮らす貴族たちの言いつけをきかなくなります。15世紀は小寒冷期で、作物も不作で、貴族の要求通りにはできなかったし、下剋上が意識に上り、今まで通り貴族に従うという気配もなくなったのでしょう。室町時代はその弱肉強食の始まりで、そのうち天下人を決める戦国時代の前触れの時代だったということがわかります。室町時代に出てくる姓名も未だにあるということは、合戦で敗れて家が断絶したと言っても、中国のように一家親戚その家の関係者すべて皆殺しをするといったことがなかったということです。古い苗字を持っている人がいるということはその証拠です。源頼朝もその一人です。父親は殺されましたが頼朝は流刑で済まされています。
応永27年(1420)に李王朝の官吏宋希璟が来て、「老松堂日本行録」という本を書いています。前年に起こった、対馬での李王朝の軍の征伐に対する言い訳のためです。対馬の漁民たちが度々朝鮮に来て人さらい、泥棒や不法行為をしたからだそうです。中国人の奴隷までもいたそうです。これはこれとして、宋希璟は日本の細々のことも記しています。どこの街でも男性より女性が多くいて、それも娼婦が多いと。おまけに乞食が多くいるとも。当時は寒冷期でたびたび飢餓が起こっています。このような時代では働き手の男子の方が好まれ、女子は間引きされるのだと思っていましたが、当時の記録からたびたび男の子を生むよりは女の子を産んで正妻になれなくても妾でもいいから裕福な男に世話してもらうほうがいいという考えもあったと書かれています。今までの常識が覆させられました。また常識がひっくり返ったのは、新米と古米の値段です。現在では新米の方が同じ分量であれば古米より高いのは常識です。それが室町時代のずっと以前から、古米の方が新米より高いのです。それはなぜか?それは古米の方が乾燥しているから炊くと新米より量が増えるのです。
現代でも難民でヨーロッパ諸国は悩んでいますが、室町時代では京都がフランスのパリのようなものです。干ばつや冷害なった地方の食い詰めた難民が京都に押しよしています。清水克行はアフリカから収奪したもののおこぼれをもらいに難民は行っているのだろうという解釈になります。日本でも、自分たち百姓が作り出した財貨が集まった京都に行けば何とかなるのではないと思っていたのでしょう。何にもならなく、ただ餓死するだけ。そのうちカネがあっても食料が買えなくなる時代が来るかもしれません。
例えば芥川龍之介の羅生門で、それぞれ三人が出会った経験を述べている。それぞれ三人は経験した「事実」を述べているようだが、それらを読む私はそれらを統合してある妥当な「解釈」に至る。解釈は私一人ではないので、その解釈は絶えず更新されるべきものかもしれない。それを丹念に繰り返すことで「歴史観」が生まれるのであろう。
現在ロシアウクライナ戦争が起こっている。我々は毎日テレビでその光景を見ている。それらはまさしく事実の羅列であろう。例えばこの前の中国主催の一帯一路の会議で、ロシアのプーチンが部下に二人にアタッシュケースを持たせて会場に入ってきた。そのアタッシュケースには核ミサイルの発射指令の機械だと言われている。これら一連の事実の過程から、プーチンは自分の身に何かがあったら世界を巻き添えにして死んでやろうと思っているのだと私は解釈する。これは単なる脅しではない。古代の権力者は死後寂しくしないために、自分の側室、自分を世話してくれた人間を全て生きたまま自分の墳墓に入れている。隔世遺伝のプーチンこそ現代の恐怖の大王であるとわかる。