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明治時代、「恋愛」という新造語を作り出して、盆踊りで乱交パーティをして子供ができたという今までの日本の男女の在り方を、騎士道精神の則った優雅で典雅な交際の仕方を推し進めようとした文化人がいました。遊郭での遊女とのイチャイチャも未開国のものであると言って遊郭廃絶の運動も起きました。風呂屋での男女混浴も問題になりました。総じて日本は性に緩やかで、西欧の騎士のように悶々とすることはなかったのです。なぜ西洋では単に男女の結びつきがこのように小難しくなったのか?それは哲学したからです。まず古代ギリシャで「イデア」、あらゆるものには目には見えないが本質があるという考え方。古代ローマではキリスト教が蔓延し、神とイデアが微妙に絡み合います。フランス革命で身分制度が崩壊し、やがて「個人」が出現します。この個人が神やイデアに重層すると、他人からどう見られてもいいが神から見られるのは躊躇します。で、ビクトリア朝のお気取りに扮しますが、性欲も我慢できない。それらが文学や絵画演劇な表れ、苦渋する表情を見て、明治の日本の文化人たちは反対に日本人の男女関係の手軽さを非難したということです。日本における個人は神から見られるものではなく世間から見られるものです。神における絶対真実=イデアは日本にはなく、仲間内に合わせて生きていくということをしています。いいこともありますが、問題も出てきます。多数決がすべていいものだとは言えないからです。
マニアになるもの、ストーカーになるもの、大体が男であることがわかります。この本では一人の女性しか出ていません。女性の脳はまとまっていて常識ある考え方を持つようです。男の脳は左右が違っていて、何かねじが一本飛んだような考えの持ち主が多い。ストーカーなら刑務所にぶち込んでも仕方ない人もいますが、マニアならそこまではいきませんが、家族からブーイングが出ている人も多いでしょう。いずれにしても過剰さが一番の特徴です。何かにとりつかれてものを収集したり、物を作ったりしています。昔だったら狐つきと言われる人です。フロイトだったらリビドーの固着か退行と言うかもしれません。いい大人が子供のおもちゃのゴム銃を手造りして遊ぶでしょうか?少年期のままで固着しているのか、世間の荒波から退行して少年期にくすぶり続けているのか、どちらかと思われるでしょう。この本では家族から非難は出ていませんから、ちゃんとこれらマニアたちは社会生活をし、家族が困らないくらいの収入を上げているのでしょう。でなかったなら、ゴム拳銃遊びなど、マスコミなどが取り上げなかったでしょう。
バブル後の銀行員に対する銃撃事件、スーパー八王子事件・事務員とアルバイト高校生二人殺傷事件、豊田商事会長惨殺事件、ライフドア野口英昭の沖縄での事件、酒鬼薔薇事件。酒鬼薔薇事件は未解決とは言えません。もはや犯人は30歳近くもなり、社会に出て暮らしています。再犯したということはききませんから真面目に暮らしているのでしょう。酒鬼薔薇事件以外すべて簿力団が絡んでいるようです。ライフドアの野口英昭は自殺と処理されていますが、何かうさいところがあります・「ホリエモン」が殺されなかったのは収監されていたからだと思います。なかにはわざわざ自らすすんで刑務所に入った仕手株の仕掛人もいます。暴力団に損を与えたらただでは済まないのです。野村証券も株での損失の補填をして幹部が捕まっています。現在の詐欺の原点は豊田商事にあります。暴漢二人が会長宅のマンションに押し入り、牛刀で殺す様子がテレビで中継されていました。マンションの出入り口には多くの報道関係者がいたのですがだれ一人止める者がいなかった。誰か一人でもカメラを投げうって、金属バットを持ち牛刀を打ち落としたらこのような殺人事件は起こらなかったでしょう。会長が生きていれば真に悪いのがわかったはずです。そこにはカネに群がる暴力団や政治家が多くいたということです。
アメリカにはかなわないにしても、日本も訴訟社会になりつつあります。いつ裁判沙汰に巻き込まれるかもしれないのです。手短なものには交通事故、離婚訴訟、相続問題などです。昔は軽微な事故ならお互い自動車から降りながらすいませんねと言ったものですが、最近ではアメリカ式で謝ったら負けだという風潮で戦闘的な顔つきで降りてきます。離婚訴訟だって、女性が決めたなら、男はあきらめるしかないようです。最近、女性の都議会議員が無免許運転をして、なかなか都議会議員を辞職しなかったように、女性はしぶといのです。不倫を突き止められてもああやこうやと否認し続けます。反対に男はすぐ認めます。したたかさが足らないのです。荘司弁護士によりと、女性の最適な職業は政治家となります。ドイツのメルケル首相のようにロシアのプーチンをコントロールできたのですから。メルケルが引退すると、途端にプーチンはウクライナを取り込もうと軍隊を集結しています。プーチンの邪道さを破るには、無免許運転をしても議員を辞めないほどの丹力ある女性政治家が必要です。邪には邪、毒には毒ということです。