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小幡績 ハイブリッド・バブル

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小幡績 ハイブリッド・バブル


    要旨:われわれの貯金が、地銀、都市銀行、生保に預けられて、それらが国債を買っている。それは何をしないでも何年後には利息と元金が返ってくるので、他の企業にカネを貸して、リスクを負うより安易だということです。しかしこれは、「日本経済においてこれまで蓄積されてきた資本が国債に吸収されることにより、将来へ向けての経済成長に使われなくなってしまうこと、資本の有効活用できなくなり、日本経済の成長が損なわれる」ということなのです。たとえ国債が「政府部門」に投下されても、前例を重要視する官僚体制では、何ら新しいものを生み出さず、リターンもなく、ロートル会社を保護し、保護するものも、保護される者も全員アルツハイマーになって、「安楽死」を迎えることになります。

この本は2013年出版です。今も異次元緩和が行なわれており、これが破局になるか、ハッピーエンドなるか、私にはさっぱりわかりません。

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