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日本の男性雑誌の読まれ方から日本人男性像がこのようなものであると斎藤美奈子は書いています。
「謹厳実直、仕事熱心、で勉強熱心、周囲への気配りもあるけれど、やや身勝手、出世欲も捨てられないが、保守的で少し小心、そのぶん人知れずストレスをためていたり、外からはうかがい知れない妄想を内に秘めたりする」
この「妄想」は性的妄想にほかならない。カネもないのにできはしないが、日経新聞連載の失楽園ばりの、今日はこんなものを食って人妻とこのようにした、ひなびた旅館に泊まり、あんなものを食って、測位で激しく燃えた・・・
職場ではハラスメントを指摘されれば一巻の終わりですから女子社員には冗談も言えなくなっています。家に帰れば女房から娘にまで病原菌扱いされているようです。逃げ道は雑誌のグラビアかそういった類の記事しかないようです。
しかし雑誌も売れなくなってきていて廃刊することも多くなってきています。男らしさの牙城であった雑誌に逃避することができなくなった日本男子はどうすべきなのでしょうか。マツコ・デラックスのようになって焦点をぼやかし、自らを韜晦するしかないようです。