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中仙道とは「江戸日本橋から武蔵国(埼玉県)、上野国こうずけ(群馬県)、信濃国(長野県)、美濃国(岐阜県)をとおり、近江国(滋賀県)草津で合流、その間の宿駅69、全長約百三十六里(544キロ)、当時の旅人はこの間を18日から20日にかけて歩いた」といわれる街道です。
路上観察の面々はここの全距離を歩いたわけではなく、ポイント、ポイントで新幹線などを利用し、そこにたどり着き、そこにある面白いものを写真に撮り、俳句にしたためたということです。だから写真を見ないと俳句の面白みも伝わってきません。

勝源寺の仁王の足の血管を見て、「見たくない 力む仁王の 立ちくらみ」

「ダルマ寺 テング集いて 自慢かな」「鼻高小学校」と書いてありますから、実際にその名の小学校はあるのでしょう。

写真屋さんの店の名前が「はるな」この組み合わせにはわらってしまいます。「やれ貼るな 看板出した 写真屋さん」

家が横顔になっている。「横顔にどこかであったなつかしさ」ディズニーのアニメ映画に出てきそうな顔です。

美容院の名前が「相撲屋」「木曽路では お相撲さんが 髪を結う」

これもまた珍しい小学校の名前。「文追いて 顔を上げれば 窓の星」石碑のマークが文という漢字にも見えるし、星形にもみえます。

鳥居があちらこちらに散らかっています。「どことなく、この鳥居たちに不良化の兆しを感じてしまうのは、気のまわしすぎだろうか」と書いています。不良が公園でぶらぶらしている感じもします。「何用の あるかはしらず 鳥居居る」