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国際非政府組織「国境なき記者団」の「報道の自由度ランキング」では日本は180カ国中59位だそうです。政治家、官僚、大手メディア、大企業がスクラムを組んで国民に真実を知らしめないようにしているらしいのです。自分たちに都合のいいのは垂れ流し、悪いのは一切流さない。これでは戦前の大本営発表と変わりありません。このような風通りの悪いところでは必ず腐敗が起こります。これらの陣営に属する者たちが税金などをむしりとっています。何もしないでも定期的にカネが入って来る仕組みをこしらえているのです。恥を忍んで、何度もお願いして、やっともらえる生活保護費は年間百万ちょっとですが、これらこすかっらい「紳士」はあたりまえのように何万倍もの生活保護費を平気で強奪しています。
もし私がこの陣営に入っていたなら、やはり安逸な生活をよしとして、内部告発などしないでしょう。毎日何ら仕事もしないで、新聞を読んだり、ゲームをしたりしても何らお咎めもありません。毎月使う切れないほどのお金が入ってきて、銀座のクラブでも行って、ホステスさんをからかうことも、愛人にすることだってできるかもしれません。一旦このような生活を手にすると、これを絶対放したくないと思うでしょう。他のものがどんな生活をしようとも少しも関心が湧かないでしょう。自分だけがいい思いをすればいいと気持ちになります。
自分がこの陣営にいないから、このような本を読むのであって、好き勝手なことをしている「紳士」に腹が立つのでしょう。うらやましさも混じっています。よくよく考えると、このように利権をうまく運用して金を集めるには、その前段階で多くの知識を詰め込み、辛苦努力してこのような組織を作ったということですから、それなり才能がないと成功しないでしょう。またそれらを運用するためには私のようにのんびりと構え、何ら努力をしないようではすぐさま行き詰まるでしょう。「聖域」を「聖域」にたらしめるのは、まねのできないアイディアを持たないとそうはならないということになります。