読書
Home
金学俊 西洋人の見た朝鮮
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
2025/06/18 16:58
コメント
ただいまコメントを受けつけておりません。
金学俊 西洋人の見た朝鮮
李朝末期、王の父と日本の浪人がつるんで王の妃閔氏を暗殺したころに来た西洋人の記述を解説しています。例外はありますが大方の西洋人が日本と比較して、日本人は街もきれいだし、正直、親切、盗まないといい、反対に朝鮮人は、ソウルの街は異様な臭いがし、道路には牛馬の糞や人間の糞まであり、物は盗むし、嘘はつくしと、でんでんと言われています。それに対して金学俊はいちいちむきになって、侮っているとか、バカにしているとか、日本人の朝鮮に対する悪口を信じているとかと言って感情をあらわにしています。学者は冷静で客観性を尊ばないといけないのに、金学俊の激情ぶりは愛国心のためだとは言いながら学者としては問題のある態度ではないかと思われます。結局西洋人からこう見られるのは、王のトップから官吏、両班にいたる上流階級が果てしのない寄生虫で、下層民のやる気をなくしていたということです。朝鮮の上流階級は孔子を学んで科挙に受かり役人になって何もしないで賄賂を取るだけに専念することです。この科挙もこの頃では賄賂で手に入れるものになっています。労働することはこの階級では恥なのです。このような階級が人口の10のⅠまでいて、下層民が少しでも儲けたとみると、ひっとらえて拷問にかけ、それ以上のものを吐き出せるのです。これでは豊かになろうとか周りをきれいにしようとかは思わないでしょう
PR
未選択
2022/08/14 12:44
0
コメント
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
コメント送信
前のページ
Home
次のページ
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
カテゴリー
未選択(2327)
最新記事
増田悦佐 危機と金
(04/12)
ポール・ケネディ 第二次世界大戦
(04/04)
増田悦佐 格差社会はウソである
(03/26)
不作為で勝ち残る日本経済
(03/22)
山口謡司 明治の説得王・末松謙澄
(03/19)
RSS
RSS 0.91
RSS 1.0
RSS 2.0
リンク
管理画面
新しい記事を書く
P R
ページトップ