[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
大航海時代から世界の覇者になったヨーロッパやアメリカの白人種が太平洋をイメージすると、「自由な楽園」と「凶悪な食人種が住む暗黒世界」となります。帆船を駆って、太平洋を乗り込んできたのはこれらの男性でありますから、「自由な楽園」とは官能的な太平洋の女性たちであり、「凶悪的な食人種」とは太平洋の男性であります。銃と大砲で裸同然のこれら島々の男たちを蹴散らし、脅迫的に太平洋の女性たちを自分たちの性のはけ口として利用したのでしょう。またこれら白人種がもたらした病原菌で純系の現地人が多く死に、混血児だけがこれらの菌に耐性がありますから何とか生き延びます。しかし白人種が経営するプランテーションでは労働力が足らなくなり、日本人や中国人やインド人を入れ始めます。やすやすとこれら白人種の軍門に下って、もはや害を及ぼさない先住民の人々は、日本人や中国人が入ってくると、白人種の中で、「凶悪的な食人種」という評価から、「高貴な野蛮人」という評価に変わります。一応白人種の支配体制が出来上がっていたにもかかわらず、後ろからひたひた迫ってくる日本人や中国人に対して本能的な恐れを抱き、「功利的、信頼できない、ずる賢い」という思いを持ちます。自分たちの安楽な生活を取って代わられるのではないかと心配があったのでしょう。日本人のように「勤勉、向上心」は自分たちを超えるのではないかと思ったのでしょう。先住民のように「楽天的、無邪気」であって、変な野心を持たないほうが彼らにとっては都合のいいものかもしれません。